星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

チョコレートはカルチャーショックの味。

今週のお題「チョコレート」

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

明日はバレンタインデーですね。

昨今では、「愛の告白」「義理で」というよりも、

自分へのご褒美として、チョコレートを楽しむ日といった感じかもしれません。


今日は久しぶりに今週のお題「チョコレート」より独り言です。



***

 

個人的にはバレンタインに強い思い入れはありません。

チョコレートは好きなのですが、購入時の人込みがどうにも苦手(-"-)

自分で作る根性もありません。

 

でもね・・・チョコレートを始めて口にした時の衝撃は今でもハッキリ覚えているのです。



この世にこんな美味しいものがあるなんて・・・



今から思えば、我が家はちょっと変わったお約束事がありました。

それは、おやつは母が用意したものを食すということ。

 

好きなお菓子を自分で選ぶ・・・それは中学生くらいから。

 

というと、さぞかし手作り頑張っていたイメージですが・・・、

母はお料理が大得意でしたが、お菓子に関しては手作り派ではありません。

 もっぱら、お店で買ってくるものが「おやつ」でした。

 

ただ・・・母は絶対的な和菓子派。

饅頭、おせんべい、かりんとう、ぜんざい、たい焼き、みたらしだんごなど。

 

子供の好きそうなものを選ぶなんて、先ずあり得ない。

遠足のお菓子も何故だか母が選んでいた。

どうも私には選択権はなかったようです。(その理由は不明ですが)

 

あるとすれば、草餅にするか柏餅にするかぐらいのもの。

でも子供の頃の当たり前って、疑問の余地もないものですよね。

 

***

 

小学一年生の頃でしょうか、友人宅に遊びに行きました。

 

そこで「おやつ」としてテーブルに置かれたのは、チョコレートとクッキー。

クッキーやケーキは以前、親戚の家で口にしたことがありました。

 

でも、チョコレートはお初です。 何?飴?

 子供なりの見栄なのか「これ食べた事ない」と言えず、取敢えず友人のマネをして口に放り込む。

 

甘い・・・溶ける・・・凄く美味しいよ! とてつもなく美味しい!

 

こんな美味しいものがあるんだ・・・正にカルチャーショックでした。

 

***

 

小学高学年くらいになると、お小遣いでチョコレートを買うことが楽しみでした。親には内緒ですが('◇')ゞ

 

当時も今も好きなのは、スーパーで売っている明治の板チョコ。

昔から、チョコレート色のパッケージはシックで大人の感じ。

以前のロゴはカッコイイ筆記体で好みでした。

 

相変わらず、母は和菓子大好きで、家にはお饅頭や草加せんべいが「お菓子入れ」にスタンバっていたけれど・・・勉強しているフリをしてチョコをこっそり齧る。それは、ちょっと背徳的な美味しさでした。

 

***

 

チョコレートは大好きです。

でも凝りに凝ったものよりかは、シンプルな板チョコが好き。

 

今では自由に買えるし、気兼ねなく楽しむことが出来るけれど、

やはり親の目を盗んでいたあの頃が、最高に美味しかったかもしれない。

 

ふと、あの頃を懐かしく思い出しました。




今日も読んで下さってありがとうございます。  それでは、また(^^)/