星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

水瓶座新月に寄せて

 

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2月12日早朝4時過ぎに水瓶座にて新月を迎えました。

 

今回の新月のキーワードは「葛藤」。

水瓶座に6天体も星が集まり、天王星や火星とことごとく「葛藤」の配置となっています。

 

悩ましい限りでしょうね。

 

「こっちの道を選ぶ」と決めたとしても、

道中では「これで良かったのかな」と思うもの。

つい周囲の意見で心が揺れたり、自分の力を過小評価したりしてしまう。

 

新月のリーディングは一ヶ月間を支配します。

自分の意識の方向性を今一度確認する一ヶ月かもしれません。

 

水瓶座新月に寄せて

 

全ての人が革新的な事を求めている訳ではありません。

勿論、「夢や理想」を追って邁進していく生き方もありますが、

それを望まない生き方もある。

 

鳥かごの中にいる小鳥のように、

その中にいることが「結構シアワセ・・・」と満ち足りている場合があります。

安全だし、飼い主からは可愛がってもらえるし、餌を探す必要もない。

 

それが満足だって否定はできません。

でも・・・その幸せは鳥かごとその周囲数メートルの幸せにすぎない。

そこそこな生き方とも言えます。

 

そして、この時期の多くの人はそれに疑問をもち、葛藤を感じるようです。

 

何故なら、「自分の能力ってこんなもの?違うでしょ!」と気づき始めたか

ら。かごの中の小鳥だって、かごの中でさえずるだけではありません。

大きな空を自由に飛び回る羽を持っている。自分で生餌をとることだって・・・・

 

自分の能力を活かし切りたい!

そんな「願望」がムクムクと湧き上がります。

 

でも、今まで貴方を守ってきたベースとなるもの、環境・家・家族など

貴方に問いかけてきます。

 

「そんなこと上手くいく筈ないでしょう?」と、圧を掛けてくる。

根拠のない自信で説得できる相手ではありません。

不安になり、テンションも下がるかもしれないし、葛藤が満ちている。

ただ、圧を掛けられ強制終了させられる訳ではありません。

その覚悟が本物かどうか揺さぶられているのです。

 

葛藤というものは、何かを選ぶためには何かを諦める苦しさがあります。

でも絶対捨てなければならないという訳ではありません。

 

その時は一旦保留にしても、工夫をし再検討して、現実可能なレベルまで磨き上げていく。結局は捨てる必要はなかった・・・ということもあり得ます。

 

葛藤に揺さぶられた時こそ、自分の出来ること、望むものを冷静に分析し、仕切り直す絶好の機会です。

 

「葛藤」こそ大いなるチャンスなのですから。



                         以上です。