星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

魚座満月によせて

   

 

8月31日10時36分、魚座にて満月を迎えます。

 

今回はひと月に満月を2回迎えるスーパームーン

魚座満月の意図は・・・「新しい私」を信じる勇気をもつこと。それにまつわる葛藤や手放すべきことを教えてくれます。

 

魚座満月によせて

 

「未来の私」を信じたい。

未来のビジョンを基に自らを奮い立たせようとする。この時期は今の延長線上ではない「未来」に強い拘りを抱くようです。

 

「未来のビジョン」は人それぞれ違うもの。

ただこの時期に掴みたい未来は「社会において何者かになる私」なのかもしれません。自分自身を社会に打ち出したい願望がとても強いといえます。

 

この時期とてもエネルギッシュに動けるタイミングです。それに斬新なアイデアや閃きも大いに期待できそう・・・そのような時、人間は全能感を覚えるものです。

「何でも出来るような気がする」・・・全能感や高揚感は人の潜在能力を引き出します。そして思いがけない流れをつくるもの。

 

同時に「本当にそれでいいの?」「私にそれが出来るの?」と揺さぶられることもあるでしょう。その声の主は自分自身、痛い程心の弱い部分を突いてくるものです。ただその声は「未来のビジョン」を打ち砕く為のものではありません。弱い部分をあぶり出すことによってビジョンを具現化しようとする水面下の声なのですから。

 

満月図では月に土星が寄り添っています。

 

弱い部分を無下にすることなく強みと共に未来を目指すことを求めています。自分の生き辛ささえも強みに変えて未来に連れていこうと覚悟する。これもある意味「未来の私」を信じるということなのでしょう。

 

どこまでも「自分の世界」を信じようとする魚座満月です。

 

 

                          以上です。