星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

反応で爆発して、思考で小さくまとまる

        

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1508回目のブログとなりました。

 

友人とランチしていた時のこと、友人から最近頭を悩ませている問題が話題に上りました。問題の詳細はともかく、Aと言う話を持ち掛けられてどうしたものかと迷っているとのこと。

 

私:Aと言う話を聞いた瞬間どう感じたの?

友人曰く・・・即怒って拒否したの。でもよくよく考えればそれも悪い話ではないかもと思うのだけれど、考え出したら全然まとまらない(涙)

 

第一反応では強い拒絶。その後冷静になってそのメリットを検討したら「それもよいのかな」と反応が軟化したとのこと。

 

このような流れの悩みって凄く多いもの。例えば友人に誘われて「私も行く!」となっても段々気が重くなってキャンセルしたくなる。気が変わる・・・といえば簡単だけれど、そこにはルールが存在します。

 

第一反応では直観や衝動と言う感覚が爆発する。それは恐らく何も考えていない状態かもしれません。瞬時に好き/嫌いを感情的に発動させます。それはある意味潜在意識の反応で女性性からのサインでもあります。

 

その後時間と環境が変わることで「思考の声」が脳内に流入してきます。

それすると得だよ、周囲に認められるよ・・・なんて結構現実的なお得情報。それは顕在意識の反応で男性性からのサインです。そこで堅実路線・・・小さくまとまる方向性に流されていくものです。

 

カウンセリングをする時、私は先ず第一反応を注視します。それをどう感じたか・・・それは多くの場合「本当の自分の声」だったりするもの。相談者はつい状況説明をしがちだけれど・・・そこに答えはないことが殆どだから。第一反応の感覚は無視してはいけないと思っています。

 

だからと言って顕在意識の「思考の声」を蔑ろにすることではありません。顕在意識からのサインは現実に生きる上では参考にする価値は(ある適度)存在するから。でも自分の枠を超えて生きたいと思うならば、正直小さくまとまる暇はありません。思考の声に忠実に生きていたら「今までの世界の中」でしか選択肢はあり得ない。そこには想定以上の答えは見つけられないものです。

 

つまり、反応という本音を充分自覚したうえで現実的な選択も考慮する。

本音ファーストで、思考の声はセカンドです。

 

其処を反対にすると、いつまでも本音は満たされず結果的に苦しい思いをすることに。あくまでも自分の内側の優先順位です。

 

「本音は何処にあるのか」それが悶々とする悩みに対する答えでもあるのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。  それではまた(^^)/