星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

迷った時に、先ずすること

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

今日は「迷った時に先ずすること」をテーマに共有いたしましょう。

 

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生きていると大なり小なり転機の連続です。

今日のランチは何を食べようから、就職や結婚、引っ越しなど・・・

 

結局、選択するのは「自分自身」。決めた事は「正義」です。

 

ただ、最終決定に至るまでに、自分の内側で確認しておいた方が良い事があります。最終決定にあと一つ決め手がない場合でもOKです。

 

それは、「それ」を思う時、考えている時、

身体のどの部分で感じているのかです。

 

これは、静かな場所で自分と向き合うことが必要かもしれません。

「それ」をしている未来の自分をイメージして、妄想して、感情が湧きあがる。それを認識した上で、「どの部分」でそれを感じているのか。

 

それは頭とか、胸の場合が多いと思います。

 

人間の身体って、結構正直なもので「場所」を教えてくれます。

自分がイメージしたもの、思っているものがどこから来るのか、ボンヤリと、でも的確に教えてくれるものです。

 

「頭」で感じる場合は、やたら詳細で、「こうなったらこうなる」と理路整然としたものを感じるかもしれません。時には「失敗した時」のイメ―ジが湧くかもしれません。

よく「思考の声」という表現を使っていますが、顕在意識の領域で思考を巡らしている可能性があります。

 

対して「胸」の場合は、言語化しにくい抽象的なイメージ。

面白そう、ときめく、何となく・・・のように、漠然とした感覚です。これは潜在領域のレベルでサインを受け取っている証でもあります。

 

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そう考えると、顕在意識と潜在領域の力関係から優劣を決めてしまいがちですが、このワークの目的はそこではありません。

 

顕在意識と潜在意識・・・力は圧倒的に潜在意識が強いものです。

でも現実に生活する上でベストなのは両方が良い塩梅でバランスをとることです。潜在領域からのヒントを受け取り、顕在意識で現実の世界に落としこむ。潜在領域は例えれば「暴れ馬」のようなもの。暴走したら現実の世界がハチャメチャになることだってあり得るのです。顕在意識は保守的で面白くなくて、人気者ではないかもしれないど・・・安心安全な生活のために必要な存在です。

 

 

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「迷った時」・・・それをイメージした時、どの部分で感じるのか。

決定する、取捨選択に入る前に、その願いは「思考=顕在意識」で捉えているのか、「感覚=潜在意識」で捉えているのか、その判別を確認することです。

 

自分自身、それを理解することがこのワークの目的です。

「迷う何か」がどんな存在のものなのか・・・その正体を知るだけで、

自分の判断は揺らがないものになるのです。

 

人が後悔する時は、流れで決めてしまった、仕方がなかった時が殆どです。少なくとも、答をだした自己責任を担う覚悟があれば、思考でも感覚でも間違いではありません。

 

色んな現実的な事情で「頭で考えた答え」を(内心不本意に)採用したとしても、潜在領域はそのまま大人しく引っ込むことはありません。その人にとって本来の道ならば、必ず本人にとって絶妙なタイミングで「チャンス」を差し出してくるものです。

 

カーナビのように、他の道に入っても目的地さえ設定すれば、新しい最適ルートを示してくれる。

 

先ずは、思考で迷っているのか、感覚で迷っているのか

自分の現在地を把握することが大切です。