星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

受験旅行のオチはダイエットだった話

    

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1372回目のブログとなりました。

 

今のこの時期になるとふと思い出すことがあります。

もう何十年も前の話で恐縮ですが、それは初めての一人旅・・・向かう先は京都でした。

 

ひとりで京都なんて素敵な響きですが、実際は2泊3日の受験パックツアー。当然受験がメインなので「京都へ行ったら♪」なんて浮かれる気分にはどうにもなれなくて、パックツアーも高校を通して(適当に)申し込んだものでした。

 

それが間違いの元だったかもしれません"(-""-)"

 

問題は私自身一人で新幹線に乗るのも、ホテルに泊まるのも初めてだったということ。勿論今のようにスマホなんてない時代ですから、気を紛らわしたり簡単に調べものは出来ません。その時期は受験以外の事は何も考えたくないもの・・・ぶっつけ本番の京都ひとり旅でした。

 

事前に予約したホテルは・・・想定外の立派過ぎるホテルでした。

無関心にも程がありますが、ホテルのランクすらも考えず申し込んでしまったようです。経済的自立とは程遠い子供って、怖いお金の使い方をするものです。きっと親も後から驚いたことでしょう。

 

豪華すぎるホテルでは・・・夕食はフレンチのフルコース。私は青ざめました。何故なら実家では旅行や外食など‟絶対NG”だったから。父親は家族サービスとは無縁のタイプ、母親の手料理に頑なに拘る人でした。当然ナイフ&フォークのマナーなんて家庭科の授業でしか見聞きしていない。その上フレンチのフルコースなんて初体験です。

 

どうしよう・・・。

 

受験一色だった私の脳内は、夕食を乗り切ることに全集中。一気にフレンチに染まりました。近くの書店の立ち読みで最低限?守るべきマナーを知識として仕入れ、「決して怯んじゃいけない!」と自分に喝をいれる。出来るだけゆっくり堂々と料理を楽しむ素振りをしよう・・・当然付け焼刃のマナーなんてプロから見たら丸わかり。それでも分からないことは教えてもらい、サポートしてもらいました。

 

緊張のフレンチは未知の味がしたけれど、とても美味しかった・・・。

 

試験前夜なのに・・・頭の中は試験の緊張よりも、フルコースを無事成し遂げた達成感と美味しさで満たされていたようです。試験の結果は合格だったから良いものの、今から思うと「何やってんだか」ですよね。

 

2泊3日の京都ひとり旅。実は豪華すぎる食事のツケとして相当な体重増を覚悟していました。しかしながら自宅で体重計に乗ると3日で3キロ減! 初めての一人旅は受験もあり、そうとう心身ともに消耗していたのでしょう。ダイエット的には凄い効果、思いがけない副産物ですよね。

 

受験シーズンの時期になるとつい思い出してしまう話です。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/