星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

来年の話・・・どうなるか?よりもどうしたい?

      

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投1313回目のブログとなりました。

 

「来年の話をすると鬼が笑う」とよく云いますよね。

年を越す準備や大掃除など年の瀬にやるべきことは沢山あります。

 

個人的な話ですが・・・

私は年に一度「見える系能力をもつ先生」のセッションを申し込んでいました。かれこれ5年続いている恒例行事のようなもの・・・来年一年の流れと注意点を伺います。私は占術家を生業としている身ですが、正直「こうなる」「だからこうしなさい」と上から言われるのが大の苦手でして・・・相性の良いセラピストの方でないとダメなんです。毎年申し込んでいるその方は私が状況を伝えなくても、淡々と来年の流れを的確に伝えてくれるのみ。でも不思議なほどその通りの流れになっていきます。

 

一年前のセッションでは「仕事の展開は?」と尋ねたら・・・「来年あんまり仕事してないな」の想定外の爆弾発言(汗) 何かトラブルが起きるのか? 体調壊すのか? 上手くいかないのか?とありとあらゆる災難を妄想していると・・・「自分を整えているよ。決して悪いことじゃないから思う存分そのことに集中して」とのこと。

当時、その意味がさっぱり理解できず困惑していたことを覚えています。

 

一年経った今言えることは・・・それは「サウナとの出会い」だったのでしょう。それまでの私は仕事やそれにまつわる物事ばかりに時間をかけてばかり。「自分の楽しみだけの時間」を敢えてとる事は殆どなかったかもしれません。常に「仕事」「学び」が頭の片隅にへばりついていてオンとオフの境目が曖昧になっていたのでしょう。対してこの一年は「次行きたいサウナは・・・♪」と他県へサ旅(サウナ目的の旅)に出かけ、一日中サウナ巡りで頭を空っぽにして自分の時間を堪能している・・・去年の今頃は想像もできない一年間を楽しんできました。仕事に関して決してサボっている訳ではないけれど、優先順位は「自分に賭ける時間」でした。

 

また年に一度の「来年の流れ」を伺う時期が訪れた時、自分の変化に気づきました。「来年どうなるか?」ということに関心が薄くなっている、「どうなるか?」を聞いても聞かなくてもどちらでも良いし、きっと大丈夫な気がする。

 

「どうなるか」よりも「どうしたいのか」が大切だと気づいていたのでしょう。

 

きっとこの一年間、オフの時間を充分とったことで「どうしたい」の範囲が拡大したのかもしれません。仕事や学びばかりの生活では・・・選べる範囲は狭いもの、つまり世界が狭かったと思うのです。選択肢が狭い程、人間は窮屈で不自由を感じるもの、思考も当然偏ってくるでしょう。

 

そして毎年恒例の「未来予測セッション」は今回は止めました。

「どうなるか」よりも「どうしたいのか」が今の自分にとって大切なテーマと気づいたから。それはきっと他者に指示されることではないと腑に落ちたのでしょう。

 

内なる気づきの為に、この一年は無駄じゃなかったな・・・と感じた次第です。

 

今日も読んで下さってありがとうございます。  それではまた(^^)/