星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

乙女座満月によせて

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3月18日16時17分、乙女座にて満月を迎えます。

 

満ちる月は、「手放し」を意図し、それにまつわる葛藤ポイントを表します。

満月は断捨離や意識を整えるには最適なタイミング。それは次新月(未来)に向けて不要なモノや習慣を手放すことを意味するからです。

 

乙女座満月によせて

 

3月に入った頃から、物思いにふけったり感情的になったり理解不能なカオスを経験した人も多いかもしれません。本来の願望や理想がぼんやり曖昧になる、努力している意味さえ分からなくなる・・・まるで深い森の中で膝を抱えて途方に暮れているイメージです。

 

それは魚座に星達が集結し、個人を表す月と日替わりレベルで対峙しているから無理もありません。貴方の心の中がとっ散らかったとしても、それは自然の流れに乗っている証です。

 

乙女座満月では、他者を通して自分を磨くことを求めているようです。

 

相性が合う人合わない人は誰にでもいるものですが、この時期は敢えてそれをシャッフルしてみる。他者の(自分には到底理解できないような)価値観を自分というフィルターにひとまず通してみることです。例えれば「食わず嫌い」のままではなく、頑張って口にしてみるといった具合に・・・。

 

その結果「やっぱり無理!」もあり得ますが、もしかしたら「あれ? イケるかも♪」になるかもしれない。そんな人間同士の化学反応によって、貴方の新しい未来が生まれる可能性だってあるのです。

 

今は、他者というヤスリで自分を磨き上げていく時期です。

 

特にこの時期は「情」や「感性」で人と繋がっていくことがベースにあるようです。一見曖昧な基準といえますが、「それわかる!」とポンっと反応が返せるような関係性はとても大切にしたいものです。

 

そうは言っても他者との関係性は一筋縄ではいかない場合もあるものです。勿論痛みや葛藤を感じることもあり得ます。そのような時は感情に飲み込まれないように・・・年長者や第三者に相談をしたり意見を求めたり、賢明に対処することです。いずれその関係性を手放すことになったとしても、ここでしっかり向き合う経験は「未来の糧」になる筈です。

 

そしてこの時期に大切なことは、不安や焦りから行動しないこと。

スタート時の感情や意識の向く先は、目的地を変えてしまうくらいの影響力があるものです。春分前の今だからこそ、内側のコンディションを整えておきましょう。

 

 

                         以上です。