星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

射手座満月によせて

   

 

6月4日12:42、射手座にて満月を迎えます。

 

満月は葛藤と手放しを意図します。もしも痛みを感じるとしても、それは決して凶ではなく次に向かう為の身辺整理のタイミングといえるでしょう。

 

射手座満月によせて

 

可能性や能力を解放することを強く望む時期です。

成長や向上心といった個人的な欲というよりも、精神を解放するような・・・広くて自由なものを追い続けるイメージです。この時期は行動力もあり積極的、もっと深くより広く自らを解放しようと社会に打って出ようとする人も。個人の願望よりも社会を視野に入れているようです。

 

この時期は同じ場所を目指すような同志や仲間の存在も外せません。内側に籠るだけではなく外側に向けてアウトプットすることも大切です。自分の想いや大切な情報を共有したり伝えること。ネットを介在したコミュニケーションは当たり前の時代ですが、人から人への「想いの伝達」はデジタルをツールとしたアナログな行為といえるものです。そこには人間性、情緒、感情が付随し見え隠れするものですから。

 

人間関係は「諸刃の剣」でもあります。

強い味方心の支えになることもあれば、相手を支配し痛めつけることもできるのだから。一瞬で関係性が反転することもあるでしょう。陰と陽は必ずあるもの・・・カオスな状況はつきものです。

 

けれどそれに怖気づくことなく、渦中に投じるべき時といえるでしょう。快の喜びも不快な痛みも経験した上で、「真から望むこと」を見つけていく。経験で自分を磨き上げるということです。その過程では状況に呑み込まれないことがとても大切です。

 

手放すことで「本当に大切なもの」を見出していく

葛藤や痛みを介しながらも、やっと掴むことができる「大切な何か」

 

それを見届けることが射手座満月の意図といえるでしょう。

 

 

                         以上です。

 

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