星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

水瓶座新月によせて

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2月1日14時46分、水瓶座にて新月を迎えました。

新月のリーディングは次新月(3月3日)までの約1ヶ月間を支配します。

 

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水瓶座新月・・・月の満ち欠けの流れでは「スタート」のタイミングです。

 

今回の星図からはスタートというよりも「全体を広い視野と心で読み解いていく」というイメージが降りてきました。目標や夢に向かって積極的に動いていくという雰囲気でもありません。内面と向き合うとか、受け身でいるといった感じでもない。

 

静かに虎視眈々と「その時」を待っているようなイメージなのです。

 

諦めている訳でも、焦っている訳でもない・・・今の時期の人の流れや、出来事のカラクリなどを冷静に俯瞰して観る。でも内側では何気に温かい感情が伏線としてあるようです。ある意味自らの感性を通して世界を観るともいえるでしょう。

 

最善の道は何だろうか・・・? 自分の成し遂げたい事が周囲にどう影響するのか・・・? 自分事だけではなく他者を含めた可能性を育もうとするのかもしれません。目立つ行動をしなくとも、内側では色んな考えを張り巡らしている。でも全ては水面下で動いているのです。

 

だからこそ、この時期は全てが動かない動けない・・・まるで金縛りにあっているように感じることもあり得ます。思い通りにいかないことにもどかしさを感じる人も多いかもしれません。ただ凍った水面の下では「その時」の為、着々と物事は動き始めているのです。

 

「その時」とは貴方が撒いたタネが芽吹くタイミング・・・春までのこの1ヶ月間、その環境を整える「土づくりの時期」ともいえるでしょう。土を整え栄養を与えしっかりとした根が張れるように全てを整えていく。

 

自分と同時に周囲も含め「最善の道」を冷静に模索する、とても静かな貴重な時だと思うのです。

 

 

                        以上です。