星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「自分の世界」の枠から飛び出す方法

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は、「自分の世界」から一歩踏み出すための簡単な方法を共有いたしま

しょう。結果から先に紹介すると・・・枠を外すために、「本の力」を借りると

いうことです。



「自分の世界」の構成要因は、馴染んでいること

 

「自分の世界」というと大袈裟な表現かもしれませんが、

誰もが「自分の世界」というものを必ず持っています。

 

それは、自分にとっての安全領域、聖域でもあります。

其処が、環境とか人に侵略される(と思い込むような)出来事があると、

脳内、心中はざわめき、パニックにもなりがちです。

 

「自分の世界」は穏やかで、楽し気で、楽園であってほしいものです。

その為に、自分の世界にちりばめられるものは「好きなもの」、シックリくる

ものであって欲しい。それは誰でも基本的に同じでしょうね。

 

ただ・・・そうとも言ってられない時が訪れるのが人間です。

刺激が欲しくなる、新鮮さが欲しい・・・簡単に言えば、摩擦のないぬるま湯は

居心地は良いけれど正直飽きてくる。快適さもたまになら天国。でも毎日毎日

ならば地獄になってしまう。

 

まるで「浦島太郎」の昔ばなしのようなもの。

楽しい竜宮城もいずれ飽きてしまう・・・、

それが、人間の性なのかもしれません。



枠を飛び越える為の読書法

 

もしも、「自分の世界」に対してマンネリ感を少なからずもっているならば

「本を読むこと」をお勧めします。

 

インプット(学習)の目的ではなく、脳内シャッフルが目的です。

 

普段の読書では、

共感するもの、面白いと興味が湧くもの、何か目的をインプットする為に本を

読みます。

 

そこで手に取る本は、「自分の世界」に相応しい本。

シックリ馴染んだテーマや内容の筈です。つまり、今の自分と何の違和感もな

い。そんな読書は楽しいし、スムーズに読み進む。ストレス解消にもなるはず

です。

 

そんな中で、自分の枠を超えていきたいと考えるならば、

「わからない」という一石を投じる必要があるのです。

 

「分からない」は脳にとって、ある意味ストレスです。

それが興味に繋がるかは、もう少し後になってから。

最初は「分からない!」のショック療法が不可欠です。

 

敢えて、その状態に自分を誘導する為に「読書」を有効につかうこと。

それには、今まで手に取らなかった苦手なジャンルの「読書」がとても効くの

です。

 

自分の世界に「混乱」「刺激」の石を投じていく。

 

今までは手に取らないジャンル、つまりさっと読み進めない「分からない

本」。今までの馴染みある読書では「分かるぅ~」「きっとこうなるだろうな」とサクッと読み進められたもの。

 

「分からない読書」では、共感どころか混乱するかもしれません。

 

小説でも、ビジネス書、写真集、マンガでも・・・。とにかく馴染みのエリアからの脱出をしてみることです。

 

只の読書、されど読書です。

実際脳内は相当刺激を受けているものです。

 

一ヶ月・・・「分からない読書」を続けることも大事です。

身体では、運動によって徐々に毛細血管は広がっていくもの。それと同じよう

に「分からない読書」で意識の毛細血管も拡大していくイメージです。

 

違和感という刺激が「意識のトレーニング」です。

 

私事ですが、去年「分からない読書」を試みてみました。

ジャンルは極道もののマンガ。同時に難攻不落だった量子物理学の本。

 

どちらも最初「ちょっと無理かも(-"-)」。

いつも眠くなった物理学の本は、本腰を入れて3回読み返しました。

そうすると・・・今まで見えなかった事が見えてくる。

分からない→ちょっと面白いかも。

そのレベルアップは、自分の世界の拡大の証かもしれません。

 

馴染むジャンルの本は、読んでいて楽しいものです。

でもそれは、意識の枠を外すには刺激が足りない。

 

自分の転機、視点を変えたい時など、意識のトレーニングとして、

「分からない読書」は効くものです。刺激を受けることで脳内はフル回転。

「分からない」その答えを探そうと潜在領域は躍起になるものです。



これは、映画とかでも使える手です。

たまには、意識に喝をいれるのも良いものだと思うのです。



今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/