こんにちは、晏藤滉子です。
昨日は「本当の自分のキャラ」の隠し場所を共有いたしました。
今回はその補足版です(^^)
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「本当の自分」は重要な存在です。
此処がクリアになると、自分軸がしなやかになる。
これはとても大きな収穫であり、生き易さにも繋がります。
徹底的な自己理解は、それによって「他者理解」も可能になっていく。
自然とコミュニケーションの器も大きくなるものです。
内面のギャップは自覚しないと生き辛くなる
「後天的な自分」と「本当の自分」
「本当の自分」で生きている人は迷いを感じることは少ないものです。
「したいこと」を選べばよいのだから。
でも、周りを見回しても、そのようなタイプは中々見かけません。
何故なら多くの人は(部分的でも)秘めているのが当たり前だから。
人間は赤ちゃんの頃から「自分の身を守る」という使命を持っています。
その為に、子供なりに学習しています。無意識下でね(^^)
どうしたら家族は守ってくれるのか、どんな事をしたら友達ができるのか
どんなことでお母さんは喜んでくれるのか
次第に「後天的な自分」が「本当の自分」として主導権を握ります。
だから、「本当の自分」というのは、大抵真逆のキャラであることが多いのです。
そのまま出したら嫌われる、人は離れていくだろう
「本当の自分」という唯一無二の存在なのに、自己卑下の洋服を着せてしまうのです。
そういう流れを自覚なしにつくってしまうのが人間かもしれません。
だから、人間は悩みが尽きないもの。
その悩みや葛藤全般は、「本当の自分」と「後天的な自分」とのギャップから生じるものです。
真逆な個性をもっている其々が、自分の主張を押し通すから厄介です。
大抵の場合、悩みながらも「後天的な自分」が優位に立ちます。
なんて言っても「今までの成功実績」があるし、周囲のアドバイスだって「後
天的寄り」であることが殆どですから。
「貴方の為には・・・」と思ってくれても、その人の脳裏には「後天的なあなた」しか見えていないのです。
仕事柄「進路の選択」「転職」などのご相談を受けることがありますが、
「当人」は内心すでに分かっていることが殆どと感じます。
でも、「後天的な自分」は自信満々に揺さぶりをかけてくる
「そんな保障どこにあるの?」「人生甘くないよ」「賢くなろうよ」と。
そこで、「本当の自分」は「これをしたい」と力強く主張すれば何の問題もあ
りません。でも実績もないし、語彙力もないから黙りこんでしまう。
上手く自己主張する術さえ知らないのですから。
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昨日の文中で、「本当の自分」で生きるためには、リハビリが必要とシェアいたしました。
これは、「本当の自分」をコントロールするのではなく、社会で幸せに生きていくレベルまで洗練させること。「子供な本当の自分」から「大人な本当の自分」へ昇華する必要性です。粗削りなままでは社会では淘汰されてしまうことが予測されるから・・・リハビリです。
この過程が抜けてしまうと、人生の主導権は「後天的な自分」のまま。それも、貴方を守ってきた要素です。上手く行き来しても良いのです。
でも、人生での大きな節目、環境選びには「本当の自分」が主導権も持っていなければ・・・人生は生き辛くなるものです。
選択に迷った時、葛藤がある時、自分が優柔不断で決められない、弱い人間なんて思う必要はありません。
少なくとも、迷いの根源は「後天的自分」vs「本当の自分」であると自覚すること。そんな心のカラクリの正体を理解するだけでも、ラクになることはあるのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。ご参考までに(^^)/