こんにちは、晏藤滉子です。
人間って感情に左右される生き物です。
満面の笑顔で笑っていても、他者の言動でご機嫌急降下なんて日常茶飯事です。
勿論いつもクールで感情を表にださないタイプもいる訳ですが、そこは人間ですから内心では色々ある訳です。
感情は目の前の出来事に対する反応。
そしてその傾向は人それぞれの「価値観」「信念」によるものです。
今日は自分の「価値観」を把握する為の方法を共有いたしましょう。
自分の価値観・信念を把握するメリット
自分を知ることで、生きていくことがラクになります。
湧き上がる不安や、持て余す怒りナなど・・・
自分の事なのに「訳が分からない。どうしてこんなにムキになるのか」・・・。
自分がわからない事は、誰にも分かりません。
占いや、セラピーで断片的に探ることはできても、
本当の深い意味で「やっぱり・・・」と腑に落とすには、自分で落とし込んでいくのが一番です。何故なら感情の満ち引き、爆発のパターンは自分でしか分からないから。
感情は「ここに何かがあるよ」というサインです。感情を深堀すると見えてくるのは「価値観」「信念」です。 感情はあくまでも自動反応にすぎません。
ただ注意すべきは、「怒りっぽい人」「情に脆い人」を自覚していても、それでは人生生き難いと勝手に思い込んでしまうこと。だから「怒らないように」「情に溺れないように」と、自分の資質を押さえこんでしまうことがあります。
それでは「本当の自分で生きる」ことを放棄したようなもの。
貴方の資質は、貴方の人生で思う存分使い切るものです。
短所と感じても、それは向き合い方によっては「宝」であることが多いから。
そこに目を向けるだけでも、大きな意義があるはずです。
「自分のトリセツ」ノススメ
価値観や信念・・・実際どんなものを抱えているのか、言語化するのは意外にも難しいかもしれません。価値観・信念も深めていけば「愛」「信頼」「喜び」など哲学的なフレーズになってしまうから。それでは実生活にはシックリこないかもしれません。
大事なのは「本当の自分が大切にしているスローガン」です。
そこで、有効なのは「自分のトリセツ」。
感情が比較的穏やかでニュートラルな時に、遊び気分で「自分のトリセツ」を作成してみる。あくまでも、俯瞰して「普段の自分を眺めること」です。
「私の地雷は」・・・
ラインの返信は直ぐ来ないと不安になる
理不尽に管理されるのは大嫌い
待たされるのは10分まで。
「私がご機嫌でいるのは」・・・
美味しいスイーツを食べる時は至福
大好きな人といつも一緒に居ると安心
ライブに参加して盛り上がると興奮する
人から褒められると嬉しい
電化製品の取扱説明書のように、日常生活の中から「○○だと△△になる」の具体例を拾い上げます。それを深堀すると、「自分が大切にしているもの」が浮かび上がってくるものです。
大抵は「こうあるべき」でしょうが、それは「本当の自分」にとっての優先順位を表します。それをチェックする為の「自分のトリセツ」です。
このトリセツは公表しなくてOK。
ただ、どんな価値観が出てきてもジャッジはしないように。
トリセツを無視して、強引に扱ったら壊れてしまいますから。
あくまでも「こういう性能なんだ」と認めることのみです。
これによって「出所不明な感情」に対して、「あの部分に触ったな」と理解できるもの。
その正体が分かっただけでも、相当生き易くなると思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 どうぞご参考までに(^^)/