10月17日4時30分天秤座にて新月を迎えます。
この秋は、人生における分岐点を迎える方も多いと思います。
「新月の願い」は、もはやスタンダードになりつつありますが、
今のこの時期では、願いに限らず、例え手帳の片隅でも、「今の想い」を
記す事をおすすめします。
というのは半年後、天秤座で満月を迎えます。
来年の春分(占星術では一年の計が立つ時)までの期間において、
今の想いがどう満ちるのか、自身がどう変容するのか
後日の検証の為、言葉によるアウトプットを強くオススメします。
それだけに、とても大事な時期ともいえるでしょう。
新月のリーディングでは、次の新月までの約一ヶ月間の世界観となります。
天秤座新月に寄せて
目まぐるしく他者が自分の世界に押し寄せてくる。
この一ヶ月間は、自分自身というよりも、他者の中の自分を探るようなイメージが見られます。
それは静かな雰囲気ではなく、正直目まぐるしいくらい。胸苦しいかもしれま
せん。常に貴方の視野の中に他者が存在して、貴方に何かを強く求めてくる。
それは、逃げたくても逃れられない・・・
最初は戸惑うかもしれません。苛立つかもしれない。
ただ次第に、他者の言動のみではなく、その向こうの意図を感じ取る洞察力を
手に入れることが出来るようなのです。
相手の言葉、口調に振り回されるだけではなく
その背景を感じ取る。ある意味、見えないコミュニケーション。
ただ、そこまでのレベルに達するまでは大変だろうと思うのです。
自分の在り方も、基盤となるものも、一旦シャッフルされるような感覚。
カオスになって当然かもしれません。
もしかしたら、溜まりに溜まった物を大爆発する経験だってあり得ます。
ただ、この時期だったら大丈夫だと思うのです。
ダメージを受けたとしても「雨降って地固まる」ことに繋げることが出来るか
もしれない。
本音を隠した関係性は、いずれ消滅か離別になるものです。
「上手く取り繕う」という生活の知恵は、この時期では問題悪化になる可能性
があります。
「膿だし」は痛みを伴いますが、必要な場合があるのです。
そうは言っても、この時期の貴方は冷静な視点をちゃんと持っています。
相手の眼差し、しぐさでも、相手の心中を察する洞察力は貴方をニュートラルなポイントに戻してくれることでしょう。
その冷静な視点から「心から話したい事」を伝えたならば、耳を傾ける人は確かに存在すると思うのです。
以上です。