星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

忘れられない缶コーヒーの味

今週のお題「ほろ苦い思い出」

    

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿2039回目のブログとなりました(^^♪

今回は今週のお題「ほろ苦い思い出」より共有いたしましょう。

 

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私は珈琲が好きです(^^)/

子供の頃は年の離れた兄の真似をして珈琲を毎日飲んでいました。正直「美味しい」とはお世辞にも言えなくて「どこが美味しいんだろう?」なんて密かに考えていました。きっと無理して大人のフリしていたのでしょう。

 

大人になる頃、珈琲は最早日常に欠かせないもの。その頃には流石に「美味しい!」と味わうようになりました。好みの豆も決まっているし淹れ方にも拘るように・・・趣味の一つになっていたのかもしれません。

 

ある時体調を壊し数か月入院しました。

即命に係わる事ではないけれど・・・珈琲を断たなければならない状況に置かれることに。最初は体調の事が気がかりで珈琲どころではない。でもね、入院生活にも慣れ暫くすると珈琲が俄然恋しくて仕方ない。「あー珈琲飲みたいな」と記憶の中の香りや味を追い求めている。他の食べ物を求めることは殆どなくて、珈琲に執着している自分が不思議でならなかったこと憶えています。

 

珈琲が大好きだったんだ・・・

断つことで思い知ったということでしょう。

 

珈琲断ちの規制が解かれた日・・・

数か月ぶりに口にしたのは自動販売機の缶コーヒーでした。

 

近くには喫茶店もこじゃれたカフェもあったけど、

私が一目散に向かったのは病院向かいの自動販売機でした。

 

入院中ずっと窓から眺めてました・・・その自販機を。

遠目だけれど缶コーヒーもあるみたい、あのコテコテの缶コーヒー飲みたいな・・・と。

 

ずっと恋焦がれた缶コーヒー・・・砂糖もミルクも入っていたのにやたら苦かったww

美味しいと感じたのは勿論だけれど、身体の細胞がヒャッホーと喜んでいるような気がしました。いつも飲んでいた珈琲とは確かに別物みたい。でもこれまで頑張ってきた自分へのご褒美として、この時の缶コーヒーの味は忘れてはいけないと感じた次第です。

 

それからだいぶ経つけれど、やはり自販機の缶コーヒー見つけると思い出すものです。

あの時のあの味は二度と味わえないだろうな・・・と。

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/

 

 

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