星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

引っ越し前夜の外食は苦行だった件

今週のお題「引っ越し」

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こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1028回目のブログとなりました(^^)

 

今日は今週のお題「引っ越し」で共有いたしましょう。

 

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引っ越しは最も性格が表れるものだと思っています。

物件探しから始まってやること決めることは山積みです。

何でも自分でやってしまう人、家族や友人に頼る人・・・今は業者さんにお願いする人も多いかもしれませんね。

 

私は引っ越し経験は多いほうかもしれません。ただいつもの事ですが、色々一人で背負い込み過ぎて、途中で一旦ブチギレする面倒なタイプです。段ボールに囲まれながらふて寝してしまう・・・。次の引っ越しは"お任せタイプ”にしようと宣言するもののどうなることやらです。

 

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引っ越しってある意味非日常です。

準備段階でも家の中の景色は変わるし、荷造りのため必要なものを簡単に取り出せない。いつも通りではない日々となる訳です。だから子供とかペットとかはそういう雰囲気を敏感に感じ取る、興奮状態になりやすいものです。引っ越し時に子供が発熱するって「引っ越しあるある」かもしれませんね。

 

子供の頃、引っ越しにまつわる苦い思い出があります。

 

子供の頃家族でお出かけすることは極々稀なことでした。出かけたとしても一緒に歩くことはない・・・父は厳格で気難しい人でした。父が黒と言ったら白でも黒となるくらいの家庭内専制君主です。私にとって家族旅行とか外食なんて遠い世界の話でした。

 

でもそんな我が家でも必ず外食する機会がありました。

それは引っ越し前夜の夕食。さすがに台所を使うことも出来ないので両親と兄との4人で外食です。滅多にない外食・・・でもそれは私にとって苦行そのものでした。

 

お店選びは勿論父でした。ファミレスとか子供の喜びそうなお店ではなく接待で行くようなお店。ただでさえ外食に慣れていない上に、いきなり大人の世界に連れていかれる緊張感は相当なものでした。母や兄の一挙一動を横目で見ながら食べ進める・・・誰もしゃべらない笑わない"黙食”です。

 

きっと美味しいお料理のはずなのに緊張して味もわからない・・・それが私の引っ越しにまつわる恒例行事でした。苦い思い出ですね。もしかしたら父にとっての愛情表現だったかもしれないけれど、当時はそんなことを想像する余裕はありません。

 

そうは言っても、当時を思い出すと笑い話になっているものです。子供の頃の家庭の理不尽さを笑いネタに出来るっていうことは、ある意味今が満たされている証なのかもしれません。笑い話として表現できる時点で「懐かしい思い出」のカテゴリーに入っているのですから。

 

引っ越し前夜のお葬式のような夕食は、我が家の原風景なのかもしれませんね。

 

 

今日も読んでくださってありがとうございます。 それではまた(^^)/