今週のお題「鍋」
こんにちは、晏藤滉子です。
今回はお題「鍋」より共有いたしましょう。
「鍋」の美味しさは成長の目印かもしれない
鍋って好きですか?私は、とても好きです。
でも、子供の頃は大嫌いでした。
今のような多様なアレンジ鍋というものも当時はなかったし、
味も調味料(ポン酢など)の味頼みで、どうも食指が動かない。
何より嫌いだったのは、父親と食卓でリアルに対峙しなければいけないから。
私の父は非常に頑固で天邪鬼で厳しくて、そして鍋奉行でした。
私のとんすい(鍋用の小鉢)に、理不尽なくらい勝手に具材を入れて
しまう(涙) 当時の我が家は父に口答えはご法度であり、味わう事もなく無言でお腹に押し込める。 鍋に罪はないのだが、好きになれっこなかった。
でも、大人になると「鍋」が恋しい時があると気づきました。
仕事から帰ってしんみり食べる湯豆腐や、友人と囲む鍋の楽しさ、冷蔵庫の野
菜室も一掃出来るし、TPOの懐が大きい。子供時代と違い、味のバリエー
ションも豊富で面白い。何より準備がラクだし(^^)
一石十鳥くらいある「冬の定番料理」なのかもしれません。
ダイエットと鍋は相容れない
巷では「鍋ダイエット」があるらしい。
野菜が沢山食べられて、具材も選べば脂肪も少なくできる。
私の周りでも、「鍋ダイエット」で痩せたという友人がいます。
確かにそうかもしれません。
(ここからは、あくまでも私の独断と偏見で悪しからずですが・・・)
私は「鍋」の季節になると、体重が確実に右肩あがりになるのです。
野菜も入れています。お肉も脂肪の多いものは使っていないし、
敢えて海鮮の時もあります。
でも、体重は着実に増えていく。
「おでん」はコンビニのダイエットメニューと云われるけれど
私にとっては「ダイエットの鬼門」かもしれません。体重の増え方が半端ない。
何故なんだろう・・・。何が問題なのだろう・・・。
結局のところ、原因は「食べ過ぎ」と「塩分」にあるようです。
私は一般女性の中では「控えめな大食漢」と自覚しています。
座右の銘が「食いしん坊万歳」ですから(^^)
「こんなにたくさん食べられなーーい♪」などと可愛く言うことなんて一生ないでしょう。
どんなにヘルシーでも、食べ過ぎればそれだけ体重は増えるもの。
白滝だって、白菜だって、椎茸だって食べ過ぎたら太ってしまう。胃も大きく
なる筈。
それに、ポン酢や柚子胡椒などの調味料の塩分は相当なものです。
そう分かっていても「ポン酢」大好きな私はどうしても外せない。
結局、どんな「ダイエット向き食材」でも魔法はおこらない。
身も蓋もない事を言えば、よく噛んで腹八分目に押さえて、
偏りなく食べていれば、「何を食べるか」は大きな問題ではないと思うのです。
でも、人間は弱い生き物です。
目の前に美味しいそうな「鍋」があったら、野菜やキノコが免罪符となって
自分に甘くなりつい食べ過ぎてしまう。少しだけと思いながらお腹いっぱいま
で食べてしまう。そして翌朝、塩分のむくみで残念な顔をさらしてしまうので
す。
冬のコタツと鍋は同じ種族かもしれません。
どちらも、深みに嵌れば、人間(意志)をダメにする魔力を持っている。
炬燵と鍋・・・日本人のDNAに刷り込まれているのかも。
あー、今夜も我が家は鍋だろう。
ダイエットにならなくても、やはり今夜は鍋の気分だから(^^)/
せめて「鍋の沼」に嵌らないよう、無事生還してきます!