星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

アリとキリギリス・・・心が不感症にならないように

   

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿2001回目のブログとなりました(^^♪

 

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昔話で「アリとキリギリス」ってありますよね。

アリさんは先のことを考えせっせと働き続けている。そんなアリさんを横目にキリギリスさんは「今」を謳歌する。そして真冬になった時キリギリスは路頭に迷い行き倒れ、アリさんは温かい家と蓄えで豊かな生活を送っている・・・そんなお話しです。

 

この話はアリさんのような勤勉な生き方を推奨しているのでしょう。

そんなに遊び惚けていては後で大変なことになるよ! という戒め?教訓? のような話です。

 

確かにそれは実際に起こり得ることなのでしょう。

先を考えて「今頑張る!」は確かに健全で安心です。それは重々承知なのですが・・・、この話はどうにも極端すぎて子供の頃から嫌いでした"(-""-)"

 

苦労するだけ、遊び惚けるだけ・・・どうしてその中間がないんだろう。

いい感じに仕事して週末は楽しく遊べばいいじゃない、子供心にそう思ったものでした。

 

でもねいい大人になり色んな経験を重ねてきた「今」思う事は・・・

そんなに先の事ばかり考えていると「今」を無駄にしてしまうよ! ということ。

 

性格も勿論あるでしょう。未来を考え備えることで「安心」を得ている人も確かにいるでしょう。でも「今」を楽しむことや欲を過度に封印し続けると「今」に対する不感症になってしまう。これは取り返しのつかない病といえるでしょう。何故ならその時しか体験できないことがあるから・・・自分の若さとか子供の成長とか「今」でなくてはダメなこと沢山あるのだから。それに人生って思った通りには行かないもの、未来計画を心の拠り所にして頑張っても、それが無理となった途端心がポキッと折れてしまうことになる。

 

未来の為に生きたい人は、「今」を丁寧に楽しむことを考えても良いのでは。

先を見過ぎて足元が疎かになれば・・・恐らく希望通りの未来はやって来ないでしょう。今の為にだけ生きている人は、3年後の「今」を楽しむ為に出来ることを考えてみる。

 

簡単にいえば、アリさんとキリギリスのハーフを目指すということです。

ついアリさんを尊びがちだけれど、それだけでは心がカサカサになってしまう。

想定外を楽しめるような心の余裕も欲しいものですよね。

 

先を考え過ぎて、ネガティブ思考で自分を縛らないように・・・「今」を大切に。

 

今日も読んでいただいてありがとうございます。 それではまた(^^)/

 

 

 

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