星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

考えても仕方のない事との付き合い方

   

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1388回目のブログとなりました。

 

朝起きてから夜眠りにつくまで、頭の中は数多の「思考の声」が通り過ぎていきますよね。それは何気ない呟きだったり、脅迫めいたモノだったり、弱音だったり・・・まるで多重人格が自分の中に在るような感じがするかもしれません。

 

そもそも「思考の声」は顕在領域からの忠告です。幼少期から植え付けられた思い込みや信念を基に忠告しています。目的はズバリ危険から身を守るため。枠から外れることは‟危険”と自動的に認識する為、色んな小細工を仕掛けて私達を枠の中に囲い込もうとするものです。とは言っても悪意はありませんが・・・。

 

「思考の声」のやり方はパターンが決まっています。

それは「考えても仕方がないこと」を突きつけ、恐怖や不安で動けなくさせる作戦です。

 

この先独身のままかも

孤独な老後が待っているのかも

世界は終末を迎えるのかも・・・

 

正直未来の有様は判らないもの。イメージすることは出来るでしょうが・・・。ただ「思考の声」は必ずと言ってネガティブな状況を耳元で囁きます。確定した未来なんて無いものだからもう言いたい放題、言った者勝ちです。それを真に受けて不安になったり焦ったり眠れなくなったりする・・・そして恐怖で動けなくなってしまう。結果自分の枠を外すような創造性は発揮し難くなるものです。

 

もったいないですよね。

時間も気力も体力も奪われるのですから。そして何より・・・不快極まりない!

 

考えても仕方がない物事を真剣に考えたとしても、結局「思考の声」の手中に嵌ってしまうことが殆どかもしれません。人間は弱いもの、今までの信念や価値観から説教されたら心は揺らいでしまいますから。

 

私がやっているのは、自分の内側で線引きをすることです。

三分考えて答えが出ないことは「保留の箱」に入れてしまうこと。あくまでも脳内で「保留の箱」を用意し、答えの出ない案件を放り込むイメージです。脳内だけで終わることもあれば、ノートに書くこともある。大事なのは「三分」という時間です。それ以上経てば「思考の声」がウジャウジャ追いかけてきますから、それを避ける為です。

 

三分経っても答えが出ないならば、それは‟考えても仕方のない案件”。内心判っていると思うのです。でもそれを断ち切れなくなっているのは「思考の声」に捕まってしまった証です。

 

「答えはないんだ。自分が創るしかないんだ」

実のところ・・・それが本当の答えだと思うのです

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/