星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

負の感情は頭で制作している

   

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1976回目のブログとなりました。

 

嫌な出来事があったり、近しい人からカチンとくるような事言われたり・・・その後ずっとその事ばかり考えてしまうことってありますよね。頭の中は断片的なシーンがチラチラするし、不快な物言いがエンドレスで再生される。非常に不快なものですが、誰でも少なからず経験することです。

 

そして、必ず事は大袈裟に物騒になっていく。

負の感情も膨らむし、「やり返してやろう!」と勝手に算段する・・・小さな現実の一コマが壮大なストーリーに展開する訳です。

 

そのストーリーの脚本は「頭=思考」が書いています。

脚本も監督も「頭」の制作であり、ストーリーは現実には起こっていない。単なるフィクションです。

 

例えば仕事で失敗し上司から詰られたり嫌味を言われた時、

頭は早速負の感情を制作すべく妄想を膨らませます。最悪の流れだってイメージするでしょう。「アイツが嫌い!」と呪文のように脳内で唱えている。「頭」にかかったら上司は「極悪非道な悪役」です。負の感情全開にしたとしても・・・後日何気に上司から優しい言葉をかけてもらうだけで、たった一言「ありがとう」と言われるだけで、上司は「頼もしい上司」に一瞬で反転することもあり得ます。

 

悪夢から覚めた・・・そんな感じかもしれません。

 

つまり頭が製作した負の感情は、実体のない夢見のようなもの。

それに翻弄されて多大な時間を費やすことは正直勿体ないものです。

 

全てを良い方に捉えましょうという無理ポジ(無理やりポジティブ)を勧めている訳ではありません。ただ頭で作った妄想に乗っ取られないように・・・暴走する負の感情は「今実体のないもの」と自覚することが大切だと思うのです。

 

上司は極悪非道かもしれないし、頼もしい上司かもしれない。

どんな視点で観るかで解釈は違ってくる。イメージとはある意味いい加減なものだと思うのです。

 

その判断を「頭」に任せっ放しにしないこと、乗っ取られないこと・・・大切ですね。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。それではまた(^^)/

 

 

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