星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

読後感想・・・インド式「グルノート」の秘密

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1231回目のブログとなりました。

 

今日の東海地方は雨、雨、雨・・・"(-""-)"

お彼岸のお墓参りもあり、車で隣県まで雨のドライブでした。

 

車の運転は大好きだけれど技術はそれほどでも・・・下手の横好きですね。だからこそ土砂降りの高速道路は緊張するし疲れるものです。雨の日は出かけるモノじゃない、そう強く感じた次第です。本日遠出された方・・・お疲れさまでした('◇')ゞ

 

今日は最近読んだ本について、

インド式「グルノート」の秘密 佐野直樹(著)です。

 

         インド式「グルノート」の秘密

 

 

ここ数年、個人的にノートの活用法は定番化していました。

敢えて新しいやり方を取り入れる必要もないかな?とその界隈から遠ざかっていましたが・・・タイトルを見て何だか面白そう。インド式とあるだけに、人間としての在り方や幸福の追求など哲学を意識したノート術でした。つまりビジネス優位効率重視ではなく、公私ともに幸せになるノート術。仕事をしている人だけではなく、学生や主婦の人でも活用しやすい方法だと感じました。

 

ノートを4区分に分け

・今の気がかり、払いきれない負の感情など、今の苦しい状態を書き記す。

・上記の苦しい状態から脱した理想の状態ではどんな生活をしているのか

・理想の状態ではどのような感覚や感情を体感するのか言語化する

・その理想の状態を手に入れる為に今できることは何なのか

 

なるほど・・・と感じたのは、陰陽共に自分の内面を書き出すという点。負の感情を書く、理想の未来を書くといったノート術は今までにも沢山ありました。でも内面と向き合う時必ず陰陽はセットになっているものです。未来の素敵な世界を創造したら、同時に真逆の世界も想像してしまう。スポットライトが当たった分、色濃くシャドウが表れるものです。そのシャドウこそ願望達成を阻む内的要因にもなるのです。

 

そもそも理想や夢に描くことは、現実的に「今はない」ということ。だからこそ叶えたいと切望するものですよね。その起点となった「欠乏しているもの」を並行してノートに記す方法は正に‟ガッテン!”。

 

そして本文中、印象的なグルの言葉がありました。

 

人間は2種類の人間しかいない

ひとつは「苦しんでいる状態」の人、もうひとつは「美しい状態」の人。

 

苦しい状態とは、負の感情に乗っ取られ自分や他者を責め続ける状態。「美しい状態」とは愛や感謝、思いやりや慈悲の気持ち。安心で心が満たされている状態。

 

人間の情緒や美意識がどれだけ幸福度に関わるのか・・・そして「美しい状態」であるならば、きっと「豊かさ」も洩れなく付いてくるのでしょう。

 

陰も陽も包括したうえで未来の自分を創造する。

陰を押し殺さない未来創造は、心のカラクリ的に最強だと思うのです。

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた。