こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1090回目のブログとなりました(^^)
今日は「負のエネルギーの取り扱い方」について共有いたしましょう。
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人間関係において手痛いことを言われる、
仕事で派手な失敗をして叱責される、
身近な人に裏切られる・・・
自分自身が大きく変わる時、切っ掛けとして「痛い目」に合うものです。
怒って悲しくて悔しくて・・・それはもう幾晩も身悶えするような辛い感情に翻弄されるものです。
それは法則のようなものかもしれません。
人間は嬉しい楽しいの状態では、自分と向き合うことはほぼありません。
辛ければ辛い程、もうそれを繰り返したくなくて
「自分」とガッチリ向き合います。
口惜しさをバネにして頑張った・・・そんな負の感情を切っ掛けに人生の舵取りをするのは決して間違いではありません。負の感情は強くて激しくて粘り気がある。大きく変容するにはそれだけの強力なエネルギーが必要だと思うのです。
でも本当の意味で、変容を遂げ豊かなステージに入ったならば、軌道修正をかける必要があります。それは行動や活力の源を「負の感情」から「分かち合うこと、貢献すること」へシフトチェンジする必要があるからです。豊かなステージに入った人は肌で感じていると思うのです。怒りや妬みの感情を原動力にして突っ走っても先は無いということを・・・。だから自らシフトチェンジをかけていきます。寄付をしたり、仲間(スタッフ)に還元したり、ボランティアに協力したりです。
それだけ、「負の感情」の取り扱いには注意が必要です。
強力な原動力にもなるけれど、使い方を間違えるとそのパワーに飲み込まれてしまう。
使うタイミングと、手放すタイミングを見逃してはいけません。
そして、結果的に負の感情は手放すことが望ましいけれど、
最初の関門はスタート地点です。
怒った、悔しい、妬ましい・・・そんな負の感情に心が占領された時、
とても大切なことは、その感情を外に吐き出さないことです。
同僚に愚痴を吐く、感情的に反論する、陰で悪口をいう・・・
一見それはガス抜きのようですが、反対に傷を化膿させてしまうもの。
感情に任せて悪口や愚痴を仲間内で言い合うことは良くある事です。でもそれに終始して無限ループに嵌ったり、顔を合わせれば愚痴ばかり・・・結局スッキリしないという経験もあると思います。
負の感情は強力です。
中途半端なガス抜きをするよりも、自分の範疇の中でしっかり受け止めること。
「じゃあ、どうすれば見返すことができるのか」
「本当はどうしたかったのか」
自分にとってベストな方法を模索することにエネルギーを全集中です。
その結果当事者と距離を置くことや、新しい道を視野に入れることもあり得るでしょう。大事なことは復讐でも仕返しでも切っ掛けは何にせよ、強力な負の感情を「自分の未来のために」再利用することです。仲間内の愚痴大会でそのエネルギーを駄々洩れさせないように、ちゃんと有効活用につなげることです。
負の感情と向き合うことは結構きついもの。
時には自分の腹黒さに口の悪さに呆れることもあるかもしれません。
でも周囲に負のエネルギーをまき散らすよりも、
自分で抱え込み痛みを感じながら感情を昇華させるほうが、長い目で見れば完治への近道です。負の感情は昇華させれば、傷跡も残らない。思い出に変わるものです。
だからこそ、負の感情の取り扱いは慎重に・・・です。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/