こんにちは、晏藤滉子です。
今日は「虫の居所」という言葉をテーマに共有いたしましょう。
「虫の居所が悪い」とは
意味としては、「ご機嫌悪いオーラ全開」ということ。
俺にかまうな。触れたら火傷するぜ・・・と云わんばかりの雰囲気を周囲にまき
散らしているわけです。
本人が発する言葉ではなく、周囲からの反応によく使われる言葉です。
古い言葉ですが、日常的に使われているものです。
今日の先生、虫の居所悪そう・・・
上司なんて朝から仏頂面。虫の居所が悪くて最悪・・・
そんな周囲の心の声として発する言葉ですよね。
その虫は何処にいる?
不機嫌な本人からしたら、陰でそんなこと云われているなんて・・・と思うでしょうが、「虫の居所が悪い」は周囲にバラまかれることが多いようです。
ところで、「虫の居所」の場所って何処だと思いますか?
ソレハ・・「頭の中」だと思うのです。
不機嫌全開の上司は、「不機嫌のタネ」を自覚している筈です。
本人の頭の中に蒔かれたタネ。
パートナーから連絡ないとか、同僚の出世を妬んでいたり、
家族に馬鹿にされてムカついたとか・・・不機嫌のタネは過去に蒔かれたはずです。
周囲から「虫の居所悪そう」なんて感じ取られているのなら、
そんな時の「頭の中」は「思考の声」が大暴走しているものです。
「馬鹿にしやがって!」
「ナニあの失礼な言いかた!」
始めは本当に小さなタネだったのに、時間が経ち、言葉の暴力が盛り上がった
時、「波動」「周波数」というものを発します。
ラジオの周波数みたいなものですね。
だから、周囲もそれを察知し、「虫の居所悪い」と判定する。
それは当人が発散するだけなら、そう問題にはなりません。
周囲は見て見ぬふりをして、嵐が過ぎるのを待つのみですから。
「虫の居所の悪さ」は伝染する
時として、「虫の居所」の影響が思いがけず広がる時があります。
これは、偶然広がる場合もあるし、
「虫の居所悪い」が日常化している場所でもよく現れます。
それは「場の空気」が澱んでくる。商売ならお客さんが離れて閑古鳥がなく。
会社ならば、続けざまにミスをしてしまう。つまり「負のループ」に嵌ってし
まうという事です。
「負のループ」って気のせいと思うかもしれません。
立地が良いのに何故だか直ぐ店がつぶれる。事故がよく起こる場所。
スタッフや従業員の入れ替わりが激しいなど。
「何だか上手くいかない」時って、「虫の居所が悪くて」が最初のキッカケという事が多いのです。たかが不機嫌・・・されど不機嫌です。
周囲の人の神経は過敏になるし、緊張も走るもの。
それが周囲の人たちのエネルギーを奪ってしまうのならば、
それはエネルギー・バンパイアと言えるかもしれません。
とは言っても、とにかく笑って、愚痴を吐かないで・・・は土台無理な話です。
人間ですから(^^)
でも、自分のご機嫌が周囲にバラまかれる可能性は自覚しておくことです。
自覚しているだけでも、「負のループ」は避けられるもの。
「虫の居所」を甘くみないように・・・要注意です(^^)/
今日も読んで下さってありがとうございます! ご参考までに♪