こんにちは、晏藤滉子です。
フランス革命で処刑されたマリーアントワネット。
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」というトンデモ発言が(名言として)後世まで語り継がれています。ご本人の発言か否かは不確からしい・・・でもその空気を読まない発言は反感を煽るには充分だったのでしょう。
個人的に思うことですが、叶姉妹の発言も同じスタンスのような・・・
ある意味普通の人々からみたら「そうくるか!」という発言の連発ですから。最近では相談に対するアドバイスが意表を突いている!と好評とのこと。
アントワネット発言に戻りますね(^^♪
アントワネットの空気を全く読まない発言は、潜在領域の自分の声(女性性の声)に通じるものがあると思うのです。女性性の声って何?かもしれませんが、女性性は感性やピュアな欲を表現します。
嬉しい、楽しい、あれ欲しい、これは嫌、大好き、気持ちいい・・・
体感覚を表現し、本音でぶつかって来る・・・まるで幼子です。そこに忖度とか見栄はなく「ただ欲しいだけ」。純度の高い欲です
アントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」
困窮しきっている市民が聞いたら正に暴動ものでしょう。
神経逆撫でどころの騒ぎじゃない。
ただね、潜在意識のレベルでは充分その発言はあり得る。
潜在領域と繋がっている女性性が言いそうな言葉なのです。
私達は顕在意識では自分に相応しい枠の中で理想や夢を抱きます。目標や願望もその内です。
この職種に就きたい、結婚したい、あと10キロ痩せたい、
収入はこれくらい、こんなところに住みたい
事細かに願望を打ち上げるにも関わらず、実際叶わなかったことも多いのではないでしょうか。
ダイエットも、パートナーも、豊かさも・・・こんなに願っているのに、本に載ってる方法実践しているのに叶わない。未達成の連続は失敗体験を重ねること、いい加減嫌になって自暴自棄になってしまう。
全然欲しい現実がやってこない!
こんなの望んでいないしどうでもいい!一体何聞いてるの!と悪態を吐く・・・「願望達成あるある」です。
そのような時、潜在領域の視点でみるといかにもアントワネットらしい発言です。
「そんな願い聞こえなかったわ。繋がらないってことはきっとご縁がなかったのね」と。
願望や目標はある意味フランス革命では「パンを求めること」
パンが欲しい、欲しい、欲しい・・・パンじゃなきゃダメ。
ただ現実的に不可能だけれど(潜在意識的には)ケーキだってOKです。
私達の願いや目標も同様です。
この仕事に就きたい、こんなパートナー欲しい、こんな環境に居たい・・・これでなくちゃダメと思い込んでいる節があります。手段や目標を限定し過ぎて執着になってしまっている。その執着している対象は殆どの場合本心からの願いでない事が殆どかもしれません。顕在意識で作り上げた願いなのですから。
それ以前に願いや目標の下僕になっていることも多いのではないでしょうか。「こんなに頑張っているんですから見返り(叶えて)下さい」は下僕の発言です。
アントワネットの発言は表に出せば物議を醸しだすものだけれど、
個人的に心の声、呟きとしてよく使っています。
「私を誰だと思っているのかしら」
「私にとって時間の無駄ね」
「1ミリも興味がないわ」「良きに計らってちょうだい」・・・
内側でアントワネットになる時、何だか爽快な気分になっている。物事への主導権を握っているような・・・翻弄されないブレない強さを身に付けているかのよう。差し障りのない無難な言葉って本質からズレているのかもしれません。
アントワネットのような発言・・・こういう一人遊びもなかなか面白いものです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/