星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

願望における執着は取り扱い注意

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こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1062回目のブログとなりました。

 

今日のテーマは願望と執着の違いについて共有いたしましょう。

 

***

 

願望を達成したいと決めた時、気を付けたいことがあります。

それは執着の沼にはまらないこと。

 

執着とは目標までのルートに固執したり、コントロールすることでもあります。

「こうでなくちゃいけない」

「このシーンは絶対欲しい」

理想と夢がごちゃ混ぜになることがあります。

 

例えば婚活をしていて・・・・

こんな条件で、こんな出会い方をして、こんなデートを重ねて・・・事細かにイメージすることが大切! のような願望達成の手法もありますよね。それはある意味正しくもありますが、高確率で執着の沼に嵌ってしまいがちに。反対に願いを上げたら忘れてしまおう! という手法だってあるのですから、混乱するのも分かります。

 

これは「執着すると願望は横道に逸れる」が大切な鍵となります。

 

願望を達成する鍵は潜在領域の法則が関わってくるものです。

願望を打ち上げた時、車のナビのように「目的地設定」がされ同時にルートが検索されます。潜在領域は瞬時にルートを探し出し水面下で準備を始めます。案内スタートをさせる為に放置していたら画面はそのまま・・・スタートを押すことは必須です。それは現実では「行動」にあたります。ベイビーステップのような初めの一歩で大丈夫。それは潜在領域へのサインとしてちゃんと伝わるものです。

 

でもね・・・ここでルートや経由地を細かく指示し続けると実際には遠回りになってしまうもの。自分では「この状況が必要!」と思っていても見当違いの事が殆どです。

 

何故なら、目標を設定した時とルートに拘る時とは微妙に焦点がずれてしまうから。

 

穏やかで安心した生活をしたい!が目標でも

(片思いの)あの人と付き合い恋愛を楽しみたい。

もしくは特定の条件をクリアした人と結婚したい・・・では目的と理想と夢が混ざり合い焦点がズレてしまうもの。そこで経験する現実は当然ズレてしまいます。すると「やっぱりダメかも」と安易に諦めてしまうこともあり勝ちです。また「こうでなければ」という執着も願望達成の邪魔をするものです。潜在領域がルートを用意していても拒絶してしまう、とてもよくあることです。「この人じゃなきゃ」といくら執着していても、穏やかで安心した生活に適任のお相手は水面下で用意されている。執着している場合、例え「理想のお相手」と道ですれ違っても気づくこともない。執着していなければ、そこからストーリーは始まるものです。

 

執着は色眼鏡。リアルに見ることを邪魔してしまいます。

 

婚活で例えましたが、どんな願望でも同じ仕組みです。

 

仕事を通して何者かになりたい! という願望も、もしかしたら今の職業でないこともあり得るのです。その場合に、今の職場で何とかしなくちゃと執着すればするほどエネルギーを消耗して空回りしまう。

 

一番大切なことは、目的地だけはブレさせないこと。そこまでのルートに執着しないことです。だから「願望を打ち上げたら忘れよう!」の真意は執着を外すことでもあるのです。

 

そして付け加えるならば、潜在領域は具体的な物事を願うよりも感覚を願うほうが通りやすいものです。具体的な物事は執着しやすいからかもしれませんね。安心・心地よい・軽やか・充実感・高揚感などです。

 

例え今は目的地とかけ離れたいても、そこにはどうせ辿り着く。

そこを信頼していれば大丈夫です。

 

ピュアな願いと初めの一歩・・・潜在領域のナビをスタートさせましょう。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/