星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

蠍座満月によせて

   

 

5月6日2時34分、蠍座にて月食を含む満月を迎えます。

 

毎年5月の蠍座満月は特別です。ウエサク満月と呼ばれ天界と地上の扉が開く時。とても強い宇宙エネルギーが地球に降り注ぐ特別な満月と言われています。日本だけではなく世界的に認識されている‟ウエサク満月”。日本では鞍馬寺で、海外においてはヒマラヤ山中や東南アジアにて同様の儀式(祭り)が行われています。

 

満月を迎える日の過ごし方は・・・満月をただ眺め月光浴をするのも良いでしょう。瞑想や心の整理、パワーストーンの浄化なども最適です。大切なことは無駄なエネルギーによって流れを遮断しないこと。無駄なエネルギーとは、ネガティブな妄想、自己卑下、不安、罪悪感などです。

 

身体を緩め、静かに満月の夜を過ごすことをお勧めします。

 

蠍座満月によせて

 

「皆で面白いことをしよう」

他者との交わりを通して自分の個性を社会に打ち出すような時期です。一人の考えや行動力では叶わないような大きな物事を創り出そうとする。まるで学生時代の文化祭を盛り上げるように「青く」なれるようなイメージです。

 

自分の個性なんて取るに足らないもの・・・短所と思い込んでいたことが他者からみたら長所だったりする。仕事にときめくなんて現実は甘いもんじゃない・・・でも工夫すればときめく為にいい方法が見つかるんじゃないの?

 

自分の思い込みの制限を壊すかのように、視点や意識をどんどん変えて試行錯誤していくようです。夢見る夢子さんで終わらせない、現実化させてナンボのもの!。自分の夢に絡めとられず行動に繋げていこうとする気概が感じられる時期です。

 

自分の唯一無二の個性や能力を打ち出す時・・・多くの人は葛藤を覚えることでしょう。自己卑下してしまったり、笑い者になってしまうかもしれない。それによって周囲の人が自分から離れてしまうかもしれない。今までの経験から起こり得ることを妄想しては悶々として動けなくなってしまうこともあるでしょう。

 

「素の自分」を出すことに慣れなくてぎこちないとしても、今のこの時期は文字通り「素直」になることです。それによって貴方に惹かれる人や貴方に力を貸そう援助しようとする人が表れる流れになるでしょう。人の力を借りてみる、助けてもらう・・・それは依存ではなくその人と協力するということ、エネルギーが巡るということです。

 

ただ注意すべきは、浮足立って利己的な野心から傍若無人にならないこと。物理的に偏った欲望は人を利用することに繋がりやすい、一時的に上手くいっても早々に人の心は離れ衰退するものです。

 

「青い」くらいに仲間と共に楽しむこと。例え今ひとりであっても「素の自分」を出すことで仲間は自然と引き寄せられることでしょう。それが活路を見出す近道・・・蠍座満月からのメッセージです。

 

 

                         以上です。

 

 

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