星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

青春は肉色だ!

今週のお題「肉」

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こんにちは、晏藤滉子です。

連続投稿860日目の本日のブログとなりました。

 

今日は今週のお題「肉」について。

私自身、「食べ物は皆平等」がモットー。これを食べてはいけないという自分縛りは好みません。というか・・・お肉は大好物(^^) 菜食主義にはなれない自信があります。健康の為と言っても、心が満たされない食事は寂しいと感じてしまう。想像しただけでウキっとするようなトキメキは幾つになってもエネルギー源です。

 

***

 

10年近く前かな。

走り込んでいた時期がありました。運動音痴が目覚めたジョギング・・・決して早くはない亀のような走り込みに没頭した時期でした。一周7.4キロの池に沿い2週する。何故にそんなことを始めたのか?・・・自分の事ながら不明ですがひたすら走り込んでいました。

 

其処は、一般人だけではなく体育会系学生のトレーニング場でもあったようです。いかにもランナーのような方もいれば、運動部のユニホームのまま走り込んでいる人もいる。そうかと言えばお年寄りの散歩コースでもあったりします。

 

要は色んな人がいるのです。

 

ある時、高校野球部のトレーニングと遭遇しました。

皆ピチピチの高校生の集団。先輩も一緒なのか統率も綺麗に取れている。掛け声も一糸乱れずお見事です。

 

「いいな~若いって(^^)」

亀走りの私は、何気にその若者集団を意識していました。

 

若いだけあって、スピードも速い。

私が二週するところを、軽々三週です。

 

若いと言っても、速いペースで22キロ越え。

追い越されるたびに、若い衆のお疲れも感じ取ることができます。

追い越される時の息遣いにソレを感じるのです。

 

私が自分のノルマを終えてストレッチや水分補給などユルユルしていると野球部の若い衆がラストスパートでなだれ込んできます。いくら若くてもキツイ様子。

 

ゼイゼイ、ハーハー・・・(*_*;

 

その姿を何気に見ている時、後輩らしき野球部男子が先輩に嬉しそうに声を掛けていました。

 

「先輩!1500カロリー消費です。1500カロリー分肉が食えるっす!!」

 

私は後輩君の顔を見てしまいました。

手首に装着された活動量計を見ながら、満面の笑顔で先輩に「肉が食える!」と報告している。

 

何て可愛いんだろう・・・私は親心のような感じで微笑ましく眺めていました。

実際、彼は自宅でお肉を食べたのかは不明ですが、少なくとも彼の走る原動力は「肉が食える!」だったのでしょう。恐らくですが・・・レギュラー入りするとかの忖度よりも「苦しいトレーニング後のご褒美」に脳内が支配されるような単純な動機こそ、パワーを持つと思うのです。

 

走り込んでいる彼の頭の中は肉一色だった。

 

今でもその光景は忘れられません。

あれから10年くらい経って、今では皆それぞれの道で働いているだろうな。

苦しいトレーニングと同じように、色んなことで揉まれているに違いない。

 

そんな時は「肉食えるっす!」を思い出してほしい。

だって人間が頑張れる時って、理屈なんかではなく素直な欲望あってのこそ。

 

今日は美味しい肉を食べる為に頑張る!

頭の中を肉色にするって、幾つになっても大事なことなんだと思うのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた♪