星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

備えあれば憂いなし

今週のお題「もしもの備え」

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今回は、今週のお題「もしもの備え」より。

 

9月は防災シーズンですよね。「備えあれば憂いなし」とよく言われますが

お宅はいかがでしょうか?

 

私自身は、正直にいうと備えに関しては完璧ではないと思います。

水や食料、スマホの充電など基本的なものは揃えていますが、想定外の状況になれば、まだまだ・・と自覚しています。

 

考えれば考える程、あれもこれも必要とキリがないのです。

それに、自宅で被災するとは限りません。外出先の場合「丸腰状態」に近いも

のです。

 

どこまで備えるのか・・・私は落としどころが見つからない状態なのかもしれません。

 

 

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 このような時には、職場の先輩のことを思い出します。

彼女は性格もあるでしょうが「備えあれば憂いなし」を地でいっているような人。ドラえもんのような人です。

 

仕事中に「あれ持ってないですよね?」と話をフルと必ず「あ、持ってるよ♪」と返ってくる。ねじ回しも、ナイフも・・・ドラえもんのポケットのように、彼女の場合はバッグから色んなものを出してくれるのです。

 

「だって、何かあったらいけないでしょ」と先輩は当たり前のように言うが、

毎日のことだ・・・。当たり前ではない物をバッグに忍ばせている。

 

私が興味をもって、「何を持ち歩いているんですか?」と根掘り葉掘り聞いてみた。すると予想通り「ドラえもんのポケット」だった。三角巾、非常笛、薬、小型ハンマー、軍手までも。こういう事に性格って出るんだなと感心したものです。

 

「さぞかし、自宅の備蓄は完璧なんでしょうね。これは備蓄に最適というもの何ですか?」

 

その質問に対し、「ウチはトランプとか防災袋に入れてるの」

意外な答えが返ってきました。

 

先輩曰く「だって、避難所だったり、普段と違う生活だと気持ちがピリピリムードになるじゃない。そんな時の為にトランプとか良いかなと思って」

 

本当に先輩はドラえもんだ、とその時思ったのです(^-^)

 

確かに、備えというと食料や日用品などが定番だし必須。確かにそういうものです。でも、非常時こそ緊張を紛らわすようなものは必要に違いない。

 

平時の生活では、物質や環境によって気分を上げたりリラックスをもたらしたりするものです。美味しいスイーツを自分のご褒美にしたり、気分転換に映画を観にいったり。

 

それが出来なくなったら・・・今年のコロナ禍では、いつもの当たり前がそうでなくなったことは誰でも経験しています。心が乾いてくるし、攻撃的にもなる。とても辛いものです。

 

少しでも気が紛れたら・・・そんな細やかな配慮には感心しきり。

 

命を守る為、備えの必需品はもちろんだけれど、もしもドラえもんがいたら

防災袋の中にトランプをそっと忍ばせてくれるに違いないと思う。

 

大変な時に心が緩むように、文字通りの「備えあれば憂いなし」ですね。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに。