星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

今の延長線に「本当の自分」がいるということ

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

連続投稿861日目の本日のブログです。

 

このブログでは度々「本当の自分を取り戻すこと」をテーマに共有しています。巷に溢れる自己啓発、スピ系、心理学でも、結局そこにたどり着くものです。本当の自分で生きることってある意味、その人なりの桃源郷に居ることかもしれません。自分なりの幸せの世界で生きているということです。

 

そうは言っても、「本当の自分」という表現は抽象的ですよね。

 

まるで今の自分と全く別人格の存在のようです。だから本当の自分になる為には、パラレルワールドのような別世界へワープしなければならない・・・そんなイメージを持っているかもしれません。

 

私の考えですが、それはちょっと違うかな?と思うのです。

 

今の自分を置き去りにしたくはないからです。

今・・・行き難い、このままの自分じゃ嫌だと感じていたとしてもです。

 

本当の自分で生きることって、全てがハッピーで楽しい訳ではありません。

それなりに壁にもぶつかるし、挫折もするでしょう。本当の自分で生きることの醍醐味は、「自己責任の人生の面白さ」を体感できることだと思うのです。

 

だから、今の自分とはかけ離れた「本当の自分」というよりも、今の自分をバージョンアップ(覚醒)して、「本当の自分」になるというイメージを持っています。

 

別世界にワープするのではなく、今の道の先に「本当の自分の世界」のドアが待っているということです。今の自分・・・生き辛くて、不器用で、ダメダメであってもその経験を昇華して本当の自分と統合させていく。本当の自分の世界に連れていく。

 

別の人間になろうとすればするほど、今の自分は足を引っ張ろうとするものです。見捨てられたくないから、それは真剣に邪魔をしてきます。その邪魔が来るたびにそれを受け入れて、納得させて、昇華させることは正攻法ではあるけれど・・・現実的ではないと思います。

 

「本当の自分の世界」が、今の自分と地続きならば・・・

「本当の自分として、目の前のことに集中する」という事が鍵を握っているに違いないと考えています。

 

目の前の現実や問題を、坦々と真剣に向き合っていく。

大切なことは、今までの自分で向き合うのではなく、本当の自分としての在り方で対処していくことです。そうすることで、概念(信念や思い込み)の新旧交代が自然な形で進んでいくものです。

 

とても抽象的な話ですが、潜在領域の書き換えはこのような地道なリハビリのようなことを続けていくことでもあります。「書き換えました即ワープする」というものではありません。意識の変革があって現実が動く・・・この順序はテッパンです。

 

最初は亀のような歩みでも、習慣になれば歩みは次第に速くなるし、何より本人の体感が相当違うものです。見える景色も違ってくるものです。そして一日に一回でも短時間でも、瞑想してみることをおススメします。意識の変革の時は新旧の概念が頭の中でとっ散らかった状態になりがちです。思考の声が騒ぎ続ける時・・・瞑想は俯瞰する為に、心を静かに整える為に最適なツールですから。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/