星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

終わらせる勇気

 

      f:id:yasura7165:20200923195206j:plain



こんにちは、晏藤滉子です。

 

個人的なことですが、ここ1週間「カフェイン断ち」していました。

元々コーヒーとか好んで飲んでいましたが、夏ぐらいから集中力がどうしても

欲しくてカフェインタブレットにまで手を出す始末。

 

確かに効きました。くたびれた身体でも何故だか頭は冴えている。

ただ午後に時間がある時に身体を休めようとしても、カフェインの影響で頭が

冴えて仮眠も出来ない。でも、あの集中力はカフェインのおかげ・・・正に負の

ループに嵌っていました。

 

依存性のモノにハマるって、こういう何気ないキッカケかもしれない・・・などと悠長に考えていました。でもね・・・頭は相当(身体も)疲れていたのでしょう。

 

そんな事情から、「カフェイン断ち」を決めました。

とは言っても、今年中。その後は大好きなコーヒーを一日2杯まで、丁寧に楽しむ範疇で。

 

一週間は頭痛など、常に眠いなど気怠い副作用が起こりました。

やはり、カフェインは人間の身体には強い影響を及ぼすのでしょうね(-"-)



自分を痛ぶる環境から離れる勇気

 

私のカフェイン断ちは、個人的な出来事です。

それは、「集中力」が欲しいという単純な理由から。

 

でも、その奥には「自分に相応しくない環境、状況に無理やりにでも合わせてみせる!」という意地からでした。無能だと思われたくない、非難されたくないという毒を含んだ理由も入っているでしょう。

 

でも、私は何と張り合っているのだろう。

身体を痛めつけてもする価値のある「場」なのだろうか?

私はこれからどうしたいんだろう?

 

そして、「カフェインを断つ」と併せ、この環境を自分の中で終わらせる勇気をもつことを自分の内側で宣言することに・・・。

 

****

 

これは、私の心の中のストーリーです。

でも、似たような感じの経験は多くの方がもっているような気がします。

 

キャパオーバーを認めたくなくて、必要以上に無理してしまう。

自分の心の声を無視して、的外れな努力をしてしまう

何より・・・自分を蔑ろにしてしまう。自分の尊厳を守れないでいる。

 

本当は、自分が自ら守ってあげなくてはいけないのに。

それどころか、「もっと、頑張れるはず」と自分を痛ぶっている。

 

その行為自体を「終わらせる勇気」は、とても大切な決意だと思うのです。

 

「私は終わらせる事を知っている」

 

勿論、直ぐにその場を離れる行動に移せられれば問題ありません。

確かに、「直ぐに離れなさい」が王道です。

 

でも正解であっても、それが全てではないと考えています。

 

それは、行動よりも先に決意ありきだと思うから。

「私は終わらせる」という宣言を自分自身に落とし込むことが先決です。

 

それは、簡単に離れられない状況だからこそ、悩んでいる人が多いから。

 

だからといって「終わらせる宣言」はスピード勝負です。

つまり、心の中で早々に見切りをつけること。

決してボロボロになるまで我慢しないこと。

「私は、じきに終わらせることを知っている」という感覚を持つことです。

 

終わらせるという勇気と決意が固まれば、「終わらせ方」はベストなタイミングで現れるものです。そして、それは自分で分かるものです。

「終わらせる勇気」を持つことで、自分の行動に関する主導権を自分に取り戻しましょう。

 

勤め先を終わらせたい、人間関係を終わらせたい、家族関係を終わらせたい。

今すぐ動けない事情はそれぞれでしょう。でも、決意することは出来るものです。

 

離れる覚悟が出来ていれば、無闇にエネルギーを消耗する必要もない。

自分の出来る範囲が全てです。それ以上「良い子のフリ」は必要なし。

ある意味「醒めた目」で、その状況を眺めることが可能になってきます。

 

占星術星図は、出来事が起こったタイミングではなく、意識が固まったその

時を表すと言われています。今、決意を固めて、数年後に実行に移すことだっ

てあり得るのです。

 

*******



「風の時代」はスピード勝負と言われています。

それは単なるフットワークだけではなく、意識も同じです。

 

根性で乗り切れ!我慢が足りない!協調性が命!は「地の時代」の考え方。

 

「風の時代」は、見極めが肝心です。

自分に相応しくないと判断したら執着せず、新天地を探す・・・其処がスピード

勝負といえるのです。

 

先ずは無闇な我慢よりも「終わらせる勇気」。

風のように「立ち去る勇気」が、当たり前になるのかもしれません。




今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに。