今週のお題「運動不足」
こんにちは、晏藤滉子です。
今日は、今週のお題「運動不足」より共有いたしましょう。
心を鍛えるということ
「鍛える」というと、運動をイメージする方も多いと思います。
特にスポーツの秋だし、自粛生活で身体も鈍っているし・・・運動しようかなと、取り組むには最適なタイミングといえます。
物理的な「身体」を鍛えるということも大切なのですが、
目に見えない「心」も鍛えがいのあるものです。
心を鍛える・・・そのフレーズにピンとこない方でも、
「メンタルを強くする」となったら魅力を感じることでしょう。
心の筋トレは、身体の筋トレと同じ
心の筋トレは、メンタルを鍛えること。
特別なトレーニングメニューは必要ありません。
肝心なのは「適度な刺激」を定期的に。
その刺激は段々と強くするということ。
毎日では効果は半減、同じストレスを単調に繰り返していては「心の筋肉」は強くなりません。
刺激⇒休養⇒刺激⇒休養・・・・と続きます。
正に「筋トレ」の王道の流れです。
刺激が毎日続けばストレスで心が鬱々としてしまうし、
休養が過多だと、ぬるま湯浸かりのメンタルで、ちょっとしたことで不安になったり臆病になったりするものです。
筋トレと同じく、メンタルでも「刺激の質」は重要。
質の悪い刺激は、居心地の悪い場所、人間関係、理不尽な要求など
貴方を「モヤモヤ」させるもの。
対して、「質の良い刺激」とは、貴方のテンションを上げる、負荷を上げることで自信をもたらす、そして何よりも「ときめく」もの。
同じ刺激でも、貴方が委縮する刺激と、拡大する刺激があるのです。
「質の良い刺激」は負荷をあげても悲鳴をあげない
理不尽な扱いや、ブラックな働き方は「質の悪い刺激」の類になるでしょう。
「此処を堪えれば何とかなる」
「皆我慢しているんだから」
「生きていくことは甘くない」
このような「刺激」は、身体も心も委縮していきます。
特に心のダメージは相当なもの。負荷(忍耐)を上げていくと、いつか心はポキッと折れてしまいます。身体にだって、心の反映は当然現れます。
自分の尊厳を守れない「罪悪感」は、何よりも重罪なのかもしれません。
対して、趣味や新しい分野の挑戦は「質の良い刺激」の類になるでしょう。
「趣味を深めて専門レベルにしたい」
「新しいことに挑戦したい」
「苦手だった分野に手を付けてみたい」
このような「刺激」では意識が広がりテンションもあがります。
ただ、同じ趣味を継続することは、同じ負荷のトレーニングに通じます。
あくまでも・・・刺激です。刺激のレベルを上げることは負荷を上げること。
今まで全く苦手で他人任せにしてきた事に挑戦することは良い刺激になるはずです。
苦手な事は人それぞれですが、それを自力で克服した時は
まるで「初めてのお使い」のようにテンションが上がるもの。
小さなガッツポーズだって出てきます。
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人間は、流れを良くして「ときめくこと」を心掛ければ、自然と「心の筋肉」は肥大していきます。そうは言っても、ぬるま湯は禁物です。適度な刺激がなければ「心の筋肉」はダルダルになってしまいます。
心の筋トレには「鞭」は必要ありません。
きっと、心の筋トレの指標は「達成感」なのだと思うのです。
自分が自分に渡す、最大のご褒美なのでしょうね。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それでは、また(^^)/