星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

揺れてもブレても大丈夫ということ

 

 

こんにちは、晏藤滉子です。

 

時々、このようなお悩みをお聞きします。

 

・一度決めた事なのにブレてしまいがち。

・人に振り回されてオタオタしてしまう。

・感情がコントロール出来ない。

 

私は内心呟きます。

「それ無理ですけど。人間なんだもの・・・」

 

本当に、それが出来るという事は「感じない」ということ。

事実を受け取るだけのロボットと同じことだから。

 

今日は、人生揺れてもブレても大丈夫ということを

シェアいたしましょう。



「メンタル版出来すぎ君」は幸せなのか

 

子供の頃から、

一度決めた事は最後まで貫くとか

無闇に感情を出さず、自分をコントロールするとか

自分勝手な人が居ても臨機応変に対処するとか

 

そんな人が「出来る人」「立派な人」とされていました。

 

でも、そこを目指すのは無理だから。

これは断言できます。

 

それが出来ていると思われる人は「仮面」を被っているだけ。

 

そのような二重構造の「出来すぎ君」は果たして幸せなのか。

 

このタイプは、親の期待や周囲の期待を受けすぎて

本当の自分の「好き嫌い」が出せないよくあるタイプ。

 

その仮面の下では、ヨレヨレに涙しているかも。

 

でも、その仮面を被り続けられるのなら、

ある意味メンタルが相当強いともいえるけれど、きつ過ぎる。

 

本当の自分で向き合わない生き方によって、

少なからず人間関係にも影響が出てくるものです。

 

そして不思議なくらい、同じように仮面を被った二重構造の人が

近づいてくるものです。

 

「揺れてもブレても」エネルギーを逃すだけ

 

とはいっても、揺れたりブレたりする事は自己嫌悪に繋がります。

 

特に恥ずかしいほどの感情を出したりパニックになったりすると

「もう消えてしまいたい」と凹んだり。

 

人間らしいともいえるけれど、復活に時間が掛かるほど凹むのは

出来れば避けたいもの。

 

そのような時、考え方の軸になるのは

「揺れて、ブレて、ヨレている」エネルギーを逃すという意識。

 

例えば、高層マンションで地震が起こった時、

震度が低くても、上階では相当な揺れになるものです。

 

つまり、建物自体をしならせ、揺れるエネルギーを分散させ逃すこと。

決して建物が揺れを感じないよう抑え込むことはしません。

それは、建物にとって負荷が高すぎるから。

 

柔道の受け身でも同じ考え方ですよね。相手の攻撃を受け止めたうえで

自身の受け身の動きで力を逃していく。

 

最も大切なことは「感情の逃し方」を体得することに尽きるかもしれません。

 

「感情の逃し方」そのツールは人それぞれ

 

感情の逃し方は相性があります。

 

カラダを動かす人。趣味に走る人。独り静かに引きこもる人

衝動買いや暴飲暴食→この辺りは自己責任で('◇')ゞ

 

心の絡まりはシンプルな方が効くものです。

 

以前もシェアしましたが、こんな感じもオススメです。

 

yasura7165.hatenablog.com

 

私自身、最近のブームは、その感情をまるで念仏のように唱えること。

 

例えば、

「今、私はムカついている。ムカついている。ムカついている・・・・・」

 自覚する感情のみを唱えて、決して排除しないように。

 

排除や抑え込みはかえって逆効果で、

意識に刷り込むような状態に繋がります。

 

シンプルですが頭で考えないように。

「念仏モード」が鍵となりじわっと効いてくる方法です。

 

注意点ですが、負の感情を引き起こした相手の名を唱えないように。

呪いの言葉になって厄介ですから。

 

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私自身、揺れてブレてオロオロしやすい軸が通っていないタイプです。

それがコンプレックスでもあり、自分軸がしっかりしている人が

憧れでした。

 

でも、人間らしく喜怒哀楽を感じきることも人生の醍醐味。

 

自分軸がしっかりしていなくても、

意識を柔軟にしならせ、不快な感情を逃していく生き方も

捨てたものじゃないと考えています。

 

自分という素材を変えることは無理があるけれど、

磨き上げることは意識の持ち方でいかようにも。

 

どうせなら「ピカピカな私」目指したいですよね♡

 

 




今日も読んで下さってありがとう♪ ご参考までに(^^)/