星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

自分軸のブレとズレ

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日のテーマは「自分軸」について共有いたしましょう。

 

度々、「自分軸がブレないようになりたい」という宣言を耳にします。

(私もよく言っていました(^^)/)

 

これについて最近は、問題はそこではないかも・・・と考える機会と多く出くわしました。

 

「自分軸がブレる」というと、ブレる事が悪者になってしまっているような気がします。でも、ブレるのは当たり前だと思うのです。人間ですから。いえ、人間らしい状態です。

 

逆に自分軸がブレていない事の方が危険かもしれないと思うのです。

 

だって、軸がしなやかでないとポキッと折れてしまうから。

「こうするべきだ」

「こうじゃないといけない」

「もっと強い信念を持たなくてはいけない」

 

案外それは脆いと思うのです。人間の意識って、子供大人関係なく、人格者と言われる人だって揺れ動くものだから。朝言った言葉を夕方撤回すること日常茶飯事です。



でも、自分軸がブレてしまうと「心の調子が悪くなる」と感じる方は多いようです。でも、それは案外他人軸と自分軸を混同していることから始まることかもしれません。

 

自分の意識(やりたい事)を主軸に置かなくてはいけない時に、

他者の意見や主張につい同調する素振りをしてしまう。

 

社会軸のような「世の中の風潮」に同調する素振りをしてしまう。安心だから。そのようなことで、自分軸がブレる事となってしまうのです。

 

他者との境界線の曖昧さで自分軸はいかようにも動くものです。そのような「自分軸のブレ」には意識的になる必要があります。何故なら、それを無意識にしてしまう習慣化こそが厄介だったりするのです。

 

その為に、「自分の着地点をズレないようにすること」が一番大切なのかもしれない。着地点というのは、自分軸の根本を意味します。根本さえしっかり大地(自分の無意識)と繋がってさえいれば、どんなに強い嵐にさらされても元に戻れるのですから。

 

そのポイントを押さえていれば「アッ、今自分はズレてるかも」と気づき軌道修正がかけられる。ブレても元に戻れる「自信」を持つことができる。

 

自分軸はブレるもの。着地点がズレなければ、どんなに揺れ動いても大丈夫。

しなやかに揺れ続け、結局いつの間にか静かに自分の定点に根付いている。

それが、生きやすいことに繋がるのかもしれないと思うのです。

 

その着地点をしっかり定める為に必要なのは、結局たどり着くのは

「自分はどう在りたいのか」

 

自由でありたい。尊くありたい。愛でありたい。

そんなピュアな決意と覚悟。

 

ツール(環境、条件、年齢、性別など)を取っ払った「強い覚悟」であると思うのです。




今日も読んで下さってありがとうございます。  ご参考までに(^^)/