星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

感情の海へダイブ!

        

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

今日は「感情との付き合い方」について。イメージワークも含め共有いたしま

しょう。「感情」といっても、このブログで共有したいテーマはやはり「受け

止めがたい感情」です。

 

楽しい嬉しいといった感情ならば、もはや人の意見など聞く必要はナシ(^^)

余計なお世話になってしまいます。それに心のカラクリ的にも「陽の感情」は

放っておいても自然と昇華していきます。だから、嬉しい感情は思い出にな

り、負のドロドロ感情は記憶になるもの。分かり易い判断基準があるのです。

 

「無理ポジ」からは足を洗おう

 

「負の感情」との付き合い方は結構しつこくテーマに上げています。

大事なことは大抵シンプルです。今回のポイントは「負の感情の浸り方」。

 

「負の感情」は蓋をしないように。無視しないように。無理に消し去ろうとしないように。ましてや無理ポジ(無理やりポジティブシンキング)はご法度だ

と考えています。

 

スピ系に興味がある方は、一度は「無理ポジ」の洗礼に合うようです。

私の為を思ってくれるのだから感謝しよう

全ては私の責任だ。

相手は鏡の存在だから、相手を許そう

 

確かに正解かもしれないし、実際そうかもしれない。

でも、其処へ行きつくまでの意識の持ち方が大事です。無闇に正論ありき

で生きようとしても「負の感情」は行き場を失い、心の奥底に沈められるので

す。それが・・・一番厄介。

 

怒りで顔が引きつってるのに「感謝しましょう。相手を許しましょう」は、ど

こにも落としどころがないのです。だから、無理やりポジティブになる必要は

ありません。無理な作り笑いは長続きしないものです。



負の感情には、真面目に傾聴すること

 

手に負えない「負の感情」が湧いてきた時、このブログでもオススメしているのは「その感情を持つ自分を認める事」「その感情の奥にあるものを拾うこと」の二つです。

 

鬼のように怒っている自分。悪魔のよう恨んでいる自分。陰湿な復讐を考えている自分。

 

とても人様に見せられないような「自分」が存在する事を受け入れること。出来れば一種の感情に一人のイメージキャラを心の中で描くこと。ぼんやりイメージでOK。

 

右手には「怒り」が居る。「嫉妬」は背中に。「恨み」は喉のあたりかな。

そして、其処に居る事を許可していきます。「分かったから其処にいていいよ」と。

 

そして、余裕があれば、「怒り」、「嫉妬」、「恨み」に向かって「それじゃ、どうしたかったの?」と、その奥底の欲求を拾い上げてみて下さい。

 

慣れてくるとね・・・結構雄弁です(^^)

「大切にしてもらいたかった」「平等にして貰いたかった」「抱きしめてもら

いたかった」切ない欲求が聞こえてくるものです。 その声を聞いてあげるの

が一番大事です。意見も必要ありません。ただ聴くのみ。

 

「そっか・・・了解」と聞いた後は、そのままにしておいて大丈夫です。

無闇に消そうとする必要もないのです。

 

そこで、「怒り」で例えるイメージワークを参考までに。

 

 

目の前に「怒り」が満ちているプールがある。

 

怒りの水はグレーかもしれないし、透明かもしれない(好みのイメージで)

そして自分は飛び込み台から「怒りのプール」へダイブ!!

 

自ら勢いよくダイブする。

決して突き落とされたとか、滑って落ちてしまった訳ではなく。自らの意志で飛び込むのだ。

 

飛び込んだ怒りのプールは、水中の独特の音がする。視界も取れないし。息苦しい。

 

そこで、身体の力を抜いて浮かんでみる。

暫く身を任せていると、段々と「怒りの声」が聞こえてくる。激しくて、強い

主張、言い訳、責め立てる・・・とにかく怒りと一体化しないで聞いてあげること。

 

その声は自分自身の声ではなく、単なる「怒りからのメッセージ」として受け

止める。自分と怒りを同一視しなくなると、身体の自由が段々効いてくる。

 

そこで初めてプールの底に何か光っているものが目に入る。潜って手にしたその光るカケラは「怒りの向こうにある、本当に求めていたもの」

 

それを手に入れたのなら、それが「怒りからの本望」だ。

 

大事なのは

・自分から怒りのプールにダイブすること

・怒りと自分を同一視しないこと

・プールの奥底にある「本望」を手に入れること。

 

それが、負の感情に浸る時のイメージです。



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イメージワークは、ポイントさえ押さえれば好きなようにアレンジして大丈夫です。

 

最近、「感情に浸ろうとした時、呑みこまれて抜け出せなくなってしまった」という経験談をお聞きしました。確かに負の感情は巻き込む力は相当なものです。

 

そのような時のご参考になれば嬉しいです。

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/