2020年7月5日14時前頃、山羊座にて満月を迎えます。
今回の満月は部分月蝕。6月の新月と満月も「蝕」でした。
3連続の「蝕」の流れは珍しいこと、これから先の為にも、この時期の過ごし方は大切な意味をもつのかもしれません。
今回のリーディングに限った事ではありませんが、
現実に起る出来事云々よりも、内面の在り方が重要視されているようです。
山羊座満月に寄せて
「自分の信念を貫く覚悟を決める」
星図からのメッセージです。
変容というテーマも続きますが、付け焼刃的な変化ではなく
自分の信念と美意識をもって、「如何に自分を満たして生きていくのか」まで
意識の拡大を促していく星の配置です。
この時期では、具体的にアクションを起こすというよりも
ハートの深い部分に潜る時期。「自分の意識」が何を求めているのか
焦点を定めることに集中します。
それだけ、この時期の変容は濃く深いのです。
先にしっかり自分の行き先を設定しなければ迷宮にハマってしまうから。
この時期の「その工程」は目に見えなくても非常に大切な基盤となることで
しょう。自分らしく生きていくことへの覚悟を問われているのです。
指標は、個々の信念と美意識。
それに沿った行動こそスムーズにいく可能性が大きいようです。
一見、その信念や美意識は「夢物語」と思われるかもしれません。
それを自覚しながらも、この時期では「夢物語」に吸い寄せられていくようです。
生きる喜びを追求したい
お互いの個性や存在を尊重したい
内側の豊かさを大切にしたい
この時期の貴方の信念や美意識は「絶対正義」とも言えます。
今までだったら、声高に言えないような高い理想と向き合うこと。
実現するかしないかよりも、そのことに夢中になってしまうこと。
ある意味自分が自分でないような錯覚を覚えるかもしれません。
今まで見られなかった自分の様子だから。
信念を貫こうとする姿勢には、この時期宇宙の追い風が吹いているともいえます。
ただ、同時にその流れを止めようとする「貴方」も存在します。
それは、思考の声。
“思考の声”は囁きます。
何を寝ぼけた事をいってるんだ
先ずは食べていくことだろう
お互い尊重する世界なんて在るはずない。
思考の声は、プレッシャーで追い込んできます。
でも、この時期の貴方はそのプレッシャーに対し「黙れ！」と命令するような、自分の信念を貫ぬこうとする強さを持っているのです。
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真の自分で生きようとする時、葛藤はつきものです。
理想と現実のはざ間で揺らぐ人も多いことでしょう。
ただ、理想を「夢物語」で終わらせないために、
この時期の葛藤を中和させるのは、対人関係のようです。
旧知の人というよりも、今まで貴方の視野に入っていなかった人。
世間の中で調和していくタイプというよりも、オリジナルの価値観、信念を持って生きている人。貴方と同じ美意識を持っている人との縁。
リアルに会える人ばかりではなく、ネットや古い文章の中に見出すことだってあるかもしれない。
その縁を通して、活路を見い出していく。
個々の信念が集まって社会での具現化に発展していくイメージ。
そんな星の相関図からのメッセージです。
以上です。
