こんにちは、晏藤滉子です。
昨日は、凹んだ時の呼吸法
をお伝えしました。
今日は私も緊張している時によく使う「4-7-8呼吸法」を
呼吸法第二弾としてシェアいたしましょう。
「4-7-8呼吸法」は自律神経を整える
「4-7-8呼吸法」はアメリカのワイル博士が考案した瞑想法の一種です。
ワイル博士は自然治癒力についての名著も多数あり
ご存知の方も多いのではないのでしょうか。
「4-7-8呼吸法」とは、
自律神経のアンバランスを整える効果があり、
特に不眠の対策としては世界的に有名な方法です。
実際、自律神経による不調と
瞑想(呼吸法)は非常に相性が良いのです。
自律神経は体の各セクションを連携調整する神経です。
24時間生きている限り働き続けるマネージャーのような役割。
でも、いろんな要因から連携が上手くできなくなることも。
そうなると、心や体にあらゆる不調が現れます。
不眠、だるさ、食欲低下、動悸、不安、イライラなど
この場合、検査をしても「数値に出ない」ことがほとんどで、
西洋医学では対処が難しかったりします。
そんな心身の不調に瞑想(呼吸法)はとても有効です。
体内の営みの中、自分で調整できるのは「呼吸」のみ
人間の臓器や仕組みで、自分の意志である程度調整できるものって
「呼吸」のみです。
心臓をあえてゆっくり動かす、
胃の働きを少なくして大腸に頑張ってもらう、
なんて出来ませんよね
そして交感神経優位の時、呼吸は浅くなり
副交感神経優位の時、呼吸は深くなる、
分かり易い目印をみせてくれます。
吸って、吐くという事は変えられませんが
深い呼吸、浅い呼吸、間隔など
呼吸は自分の意志で調節できるものです。
つまり、呼吸法は自律神経に直接介入できる
唯一の接点だったりするのです。
「4-7-8呼吸法」のやり方
楽な姿勢で口を閉じ、息を軽く吐き切ることからスタート
①口を閉じ、4秒(4カウント)鼻から息を吸い込む。
②そのまま息を止め7秒(7カウント)
③口から、8秒(8カウント)で息を吐き切る。
①~③を3セット行う。これで約1分。
私の場合、最初に息を吐き切ることは必ず行います。
「苦しくなった」という方はここが問題かもしれません。
「吐く」のが先だと、後のカウントがラクかもしれません。
そして、考え事から眠れない、興奮する方でしたら
①②の時、舌先を上顎と前歯の境目辺りに触れるようにすると
「頭の中の声」が静かになりやすくなります。
とはいっても、
「結局眠れなかった」という方もいらっしゃることでしょう。
私がオススメするのは、
「眠る」という人間の根本的な欲求が関わる事にいきなり取り組む前に、
「効果の場数」を踏むことをしていただきたいのです。
要は練習ですね。
緊張している時は最高の練習場所
緊張しがちな時は「4-7-8呼吸法」が効果を感じやすいものです。
私が、必ず行っているのは「歯科医院」において。
(歯の治療苦手なんです)
あの治療ベッドに座って、歯医者さんを待っている時が
呼吸法の出番だったりします。
そして、
会議や打ち合わせの前、
目上の人に電話をかける前とか・・・ですね。
いろいろ試してみて「これ効果あるかな」という段階になって
「不眠対策」に取り掛かってみてはいかがでしょうか?
それでも、ダメだったら・・・
相性が合わなかったと、次の方法を探してみましょう。
それぐらいの軽い気持ちでやってみる事が
解決の近道なのではないでしょうか。
また、私も新しいツールを仕入れてシェアいたしますね(^-^)
今日も読んで下さってありがとう♪ ご参考までに(^^)/