星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

2023年冬至によせて

   

 

12月22日12時27分、冬至を迎えました。

 

冬至とは春分夏至秋分といった四季の流れの最後の節目であり

占星術的には空の太陽が山羊座に入る瞬間です。

太陽のエネルギー的には陰極まって陽に転じるタイミング、来年の春分を視野に入れ未来の計画や今可能な備えを実践する時でもあります。

 

冬至図のリーディングは次春分までの3ヶ月間を支配するものです。

 

2023年冬至によせて

 

社会や集団の中で自然体でいられたら・・・。

多くの人は「自分らしさ=自然体」で能力を思い切り発揮したいと願うものです。それゆえ人は天職や使命を模索するのかもしれません。

 

自分らしさについて懐疑的になることもあるでしょう。

何故ならとても曖昧で不確かなものだから。自分自身のことなのに「自分らしさ」って掴めていなことが殆どです。そしてつい自分に厳しく当たったり、のびやかさとは真逆の方向へ行ってしまいがちです。

 

もっと能力を伸ばさなければ役に立たない、

自然体なんて社会では自然淘汰されてしまうだろう。

 

もっと自分を磨き上げ頑張らなくてはいけない・・・つい欠乏ばかりに囚われて「もっともっと」と今の自分を否定してしまう。この時期何かに追われているような焦燥感に苛まれることもあるかもしれません。

 

宇宙は「今」を否定することを望んでいません。

同時に個人の欠いた部分を責めている訳でもありません。

 

各々が「自分は何者なのか」を探求し、自分らしさ全開で生きることを願っているだけのこと。その為に努力することを促しているのです。「感情・決断・行動」そのサイクルに上手く乗れたならばきっと自然体で社会に打ち出すことも充分可能です。無理に何者かになる必要はないということです。自分から離れないことを宇宙は望んでいるからです。

 

そのような前提ならば・・・

一見身の丈を超えたような挑戦も心躍る冒険になるでしょう。

視野も広くなりもっと学びたい、もっと世界を観てみたいと願うかもしれない。

それはとても有益でときめくようなチャレンジになるはずです。

 

もしも貴方が具体的な目標や願望を抱えているのならば、現実に落とし込むような具体的な計画を練る時期です。夢を夢で終わらせない為に・・・それは現実的過ぎて地味で華やかさはないかもしれません。でもこの時期だからこそ集中して言語化したり計画することが大切なタイミングといえるでしょう。何故なら貴方の願望は夢見ではなく現実世界に起こすことなのですから・・・。

 

そして自分の美意識を育むこともこの時期には大切なこと。

美しいものに触れ、感動すること・・・美意識を育むことは心の滋養となるものです。

 

冬至を越えて来るべき春分に向けて・・・

今は自らの内面と繋がるタイミングといえるでしょう。

 

 

                         以上です。

 

 

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