こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1595回目のブログとなりました。
今回は個人的な自戒を含めた独り言ですので悪しからずです('◇')ゞ
もっと早くやっておけばよかったと思う事・・・それは自分の感情を上手く伝えること。
これは子供の頃から身に付けて置けばよかったと実感することのひとつ。大袈裟ではなく一生ものの財産になると思っている。見えないものだけれどね・・・人間関係は確実に豊かになると思うんだ。
子供の頃の私は「いい子」によくある、大人の顔色に敏感な子供だった。
ここで我儘を言うと嫌がられるな・・・全然思わないけど美味しいと言っておこう・・・本音と建前、(優しい)嘘を使いこなしていたような気がする。
でもね、そんな努力?に関わらず人間関係は相当苦手だった。家族でさえも長時間一緒にいると疲れるし、誤解されることも多かった。結局誰にも言えないけれど「人間嫌い」だと思い込んでいた。
当然だよね。本当の気持ちを伝えることが「悪」だったのだから。
自分の感情を伝えることって、素直さだ。
建前とか配慮とかの小手先の技ではない。小手先の浅い技は大抵不本意な側にひっくり返されるもの。
正論より本音なんだと思う。
伝えるべきは事の善悪ではなく、今の感情の様子のみ。
今の言葉が寂しかった
とても怒っている
今は分からない・・・至極シンプルな感情の様子、でも溺れることなく淡々と。
まるで「現場からは以上です」みたいなイメージで・・・。
それに気づいたのは、友人からランチに誘われた時のこと。楽しみにしていたもののその直前のトラブルから、どうしても行く気になれない状態に。いつもの私ならば、急な予定が入ったみたいな優しい嘘か、無理しても行くことを選んでいたのかもしれない。
「悲しくて辛いことあって外に出たくないの。本当にごめん、今一緒にいけないよ」
そんな言葉を伝えたら、嫌われるとか我儘だとか思われるに違いないと思い込んでいたのだろう。でも相手からの反応は私の状態を心配することと、元気になったら直ぐ連絡して!だった。とても意外だったことを今でもハッキリ覚えている。
***
他人と上手くいかない時って、相互理解が出来ない時。自分の気持ちは相手に理解されないし、相手の気持ちなんて殊更理解不能なのだ。それはある意味当たり前のこと。それでも人は一人では生きられないし、どんな人間嫌いでも誰かの助けによって生きている。
お互い様なんだ・・・と思う。
でもそこで正論や常識で押さえ付けたりすると途端に情緒とか感性は縮こまって歪んでしまう。本音を言うことは幼く、建前を挿むことは大人だということになりがちだ。でもそれでは人間関係は上手くいかないもの。自分の気持ちを余計な忖度なしで伝えることはストレートに相手に伝わるものかもしれない。
相手に上手く伝えることって情緒の表現。老若男女問わず歪められることなく伝わるものだ。私の知る限り、それを自然にやっている人は軽やかでしなやかに生きているような気がする。失敗やトラブルがあっても柔軟に対応するし、助けを求める自分を許している。
感情を上手く伝えること・・・
年齢を重ねる程その大切さが身に沁みて分かるものかもしれない。
日々の星読み活動のメニューはこちらから。