こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1581回目のブログとなりました。
今回のお題は「自分しかわからない気持ち」について。
感情とか気持ちとは各人がそれぞれ抱くもの。それはどれも「自分しか分からないもの」だと思うのです。一概に寂しいと思ってもサラッとした寂しさもあれば、人恋しさで悶絶するような寂しさもある。友人に悩みを聞いて貰っても「わかる!」と共感されてもその接点は大まかなものかもしれません。
感情の中で一番厄介と感じるのはどんなものでしょう。
私が個人的に感じているのは「モヤモヤ」と表現される感情です。怒り悲しみ妬みなどの感情はとてもインパクトのある感情です。派手で共感もされやすい感情・・・でもこれらの感情は「根っこが分かりやすい感情」です。原因が分かりやすいだけ複雑さは見受けられません。
「モヤモヤ」はホント始末に負えない厄介な感情です。
だって輪郭も正体も見えにくい感情。何となく気分が塞ぎ晴れやかでない、心のどこかに何か引っかかっているような気持ち悪さが「モヤモヤ」なのですから。いつも頭の片隅に張り付いて離れない・・・エネルギーを吸い取るバンパイアのようなもの。
でもね、モヤモヤの根っ子にあるものは、殆どの場合「しなかった」という現実から由来します。言わない、行動しない、聴かない、見ない・・・それ自体が自分にとって後ろめたい行為ならば、人間は一気にモヤモヤしてしまいます。恐らく不甲斐ないと自分を責める渦中にあるのでしょう。悲しい/怒りのように他者や環境のせいに出来ない、それをしなかった自分イビリが「モヤモヤ」という状況を引き起こす。きっと後悔も含んでいるのでしょう。
やりたいことをやる、言いたいことをちゃんと伝える・・・自分が望むことをベストなタイミングで言動に移す時、モヤモヤ現象は起こらないはず。でもそれが一番難しい・・・ですよね。
確かなことは「モヤモヤ」の正体は共感されることはないということ。自分にとって後悔の残骸なのだから・・・尚更他者に理解されるものではないと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/