星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

自分を表現して、自分の尊厳を守ること

 

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こんにちは、晏藤滉子です。

 

最近の傾向で気が付いたのですが、

今のこの時期、ちょっとシンドイ人が多いように感じます。

 

激しい怒りとかの攻撃的な感情に囚われる・・・といった感じではなく

「どうせ・・・」「やっぱりこうなるよね」「何か分からなくなっちゃった」みたいなちょっと無気力な感情に支配されている人が迷路にはまっている。

 

怠いような、諦めのような・・・

気持ちの悪い、誰にもぶつけようのないモヤっとした状態かもしれません。

 

そのような人に共通しているのが、自分の気持ちを表現することが苦手ということ。真面目で、優しくて謙虚と云われる人が多いのです。

 

「真面目で、優しくて、謙虚」それは一見正しいようでいて、単なる思い込みです。

 

誰にとって真面目なのか

誰にとって優しいのか・・・

「○○な人は優しく思われる(に違いない)」という一般的な概念(思い込み)です。

 

一般的な物差しで自分の言動を決めていると、自分を信頼していないということに直結してしまう。つまり自己不信です。

 

「真面目で、優しくて謙虚」と見られたいのに、

自分に対して「不真面目で、優しくなくて、傲慢」な態度をしているのです。

 

自分に対する向き合い方は、人間関係に投影されます。

自分自身に向かって「不真面目で、優しくなくて、傲慢」な態度ならば、現在の人間関係にも、それは反映されていくのです。

 

もしも貴方が今、無気力だったり、人間関係がしっくりこない、物事が上手くいかない状況ならば、自分に対する対応の仕方に問題があるのかもしれません。

 

自分を蔑ろにする

本音を無視する

NOと言えない・・・自分に対する不信感もあるかもしれません。

 

***

 

今まで「良い人」と思われてきた人は、

多くの場合「自分を表現すること」が苦手のようです。

 

「私も!」「分かるよ・・・」と愛想笑いで何とか乗り切ってきた。

今までなら、それで通ってきたものです。「ことなかれ主義」として調和を保つためには必要な人材だったし、社会からの評価も高かった。

 

でも、これからの時代においては、かえって足枷になってしまうことでしょう。

 

だから・・・今のこの時期「分からない」と無気力になってしまっている。誰彼に指摘された訳でもないのにモヤモヤしているのは、ある意味「気づけよ」というサインです。そのサインを心の奥深くで受け取りながらも、葛藤が湧き上がっている。

 

それが、今のこの時期の不調の正体とも言えます。

 

***

 

自分を表現すること。自己主張とも違います。

相手に押し付けるものではなく、自分の在り方を表に出すこと。

 

このテーマは、今以降どんどん加速していくことでしょう。

それは自然の流れであり、誰にも止められないこと。

 

今まで「自分を出さない事」で自分を守ってきたならば、

急に「自分を出せ!」と云われても戸惑う事ばかりかもしれません。

 

でも、そのリハビリはしておきましょう。

「自分を尊重する」ことで人間は不幸にはなりません。

本当の自分として生きると覚悟している人を、宇宙は淘汰させません。

 

しっくりこないのは慣れていないだけですから。

 

***

 

リハビリは簡単なことから・・・ベイビーステップで。

 

いきなり自己主張が出来ないのなら、NOと言えないのなら、

行動で表現すれば大丈夫。

 

自分を蔑ろにする人達と無理につるまない、距離をおく。

本当に心地よい関係でいられる人と付き合う。

マスクの下で、愛想笑いをしない。

 

特にマスク生活では、愛想笑い回避がしやすいもの。

貴方が笑うのは、心から笑える相手と時間を共有する時です。



自分を表現することで、自分の尊厳を守る事。

これは誰にも任せられない、「私の使命」なのかもしれません。





今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)