星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

蟹座新月によせて

      

 

7月18日午前3時32分、蟹座にて新月を迎えます。

 

そもそも月は蟹座エリアで最も活かされる星。

ホームにおいて本領発揮し活躍するイメージです。

 

新月図のリーディングは約一ヶ月間を支配します。

 

蟹座新月によせて

 

積極的に人と関わりたい、社会で活躍したいと強く願っているのでしょう。

 

人は基本的に自分の能力を活かし社会に貢献しようと願う生き物です。その経由でお金や人脈や権威などが手に入るものなのですが、つい起点を見失いややこしくさせてしまうものです。

 

この時期、事をややこしくさせているのは意志や価値観など「自分の拘り」なのかもしれません。「自分はこうあるべき」と自分を小さい枠に閉じ込める、自らの価値観や思想が最善という決めつけが自分自身の首を絞めてしまうことに。自分の内面は外の世界にも反映されるものです。異なった考えや価値観に対して頑なに拘る時、周囲に対して意地を張ったり好戦的にもなったりする。人望を失うことも起こり得ます。

 

そのような状況下では蟹座の月はストレスフルになります。そもそも心許せる人達と共感しながら一緒に豊かになりたいのですから・・・自分の拘りが周囲からひっくり返され大切な人が離れれていく。集団の中の孤独・・・それは本意ではない筈です。

 

この時期大切なことは自分の拘りから距離を置くこと。そして自分の意志を無闇に強要しないこと。それは拘りを悪と見なして葬り去ることではありません。

自分の拘りを俯瞰して眺め、他者の拘りと同等に机上に広げ眺めるだけのこと。

 

「自分はこう感じていたけれど、あの人はそう感じていたのか」

その意識の転換によって絡まった糸が緩み解けるきっかけになると思うのです。

 

この時期、思いがけないチャンスや幸運がやってくるような星の配置でもあります。ただその恩恵を受け取るには凝り固まった拘りや思い込みは邪魔でしかない。先ずそれを手放すことを宇宙は勧めているのでしょう。

 

不思議な恩恵は宇宙からのギフトです。きっとそれは思いがけない形でもたらされるものでしょう。その時に自分の拘りによって‟受け取り拒否”をしないように・・・素直に受け取ることがベストです。

 

自分の世界や大切な人を信じることで不思議な縁に恵まれる蟹座新月です。

 

                    

 

                       以上です。

 

 

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