星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

山羊座満月によせて

    

 

7月3日20時39分、山羊座にて満月を迎えました。

 

満月は次新月にむけて手放しと葛藤を意図します。

つまり一ヶ月サイクルの新陳代謝を促すタイミングといえるでしょう。

 

山羊座満月の星の配置は、軽やかさしなやかさよりも頑固さや執着とのせめぎ合いのエネルギーを感じます。まるで古めかしい時代の思考に引っ張られているかのようなイメージです。

 

そういうと「何か良からぬことが・・・」と不安になるかもしれませんが、実際は内面で起こる事であり、外からの環境や人に翻弄されるものではありません。現実だけ見たら「最近絶好調♪」だってあり得ることですから。

 

この満月で宇宙から期待されている気づきは

何かを望む時他の望みを諦めるのではなく、全てを受け取ることを前提にしても良いということ。

 

これは不要なモノにしがみつくこではありません。

そのようなものはスッキリさせてしまえば良いだけのこと。

 

でもコレもアレも同じだけ大事!両方欲しい! となったならば、両方掴みにいきましょうと言うことです。その為には古い時代の「常識」は処分すること。自分で工夫をし作戦をたてること・・・旧態依然で待っていては現状は変わらないものです。

 

山羊座満月では社会の自分と家庭の自分、生活上のオンとオフに焦点を当てています。これは今までは相容れないテーマの代表格、どちらも充実させることが理想だけれど現実は優劣が起こってしまうもの。もしくは自分自身の時間と体力を差し出してバランスを取ろうと躍起になる。でも正直上手くいく為の条件は全ての人が持っている訳ではありません。あくまでも条件付きの理想です。

 

合理的効率重視に反発し、命や心を満たすことを大切にしたい

お金やお金で手に入れるものを総動員してでも向上心や欲を満たしたい。

 

安心安定での憧れも快楽への追求も・・・ある意味とても人間らしいもの、正誤はありません。両方手に入れたいというのも本音でしょう。

 

この山羊座満月では、私達の試行錯誤を求めています。

欲しいものは何?それを手に入れるには何をするの?

 

自ら立てた仮説を実証したら、次の仮説に臨んで実証する。延々と続く試行錯誤のループです。でもその試行錯誤の延長線上に新しい世界の景色が広がっていると思うのです。

 

貴方の覚悟を求めているような山羊座満月の夜です。

 

 

                             以上です。