星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

蟹座満月によせて

  

 

1月7日8時8分、蟹座にて満月を迎えます。

 

満月は手放しと葛藤を意図します。

自分にとって不要なものは手放し、自らを整えていく。葛藤とは心地良いものではありませんが、自らの成長や軌道修正の為には必要不可欠なものです。つまりこの時期に感じるイライラや焦りなど一見ネガティブな状況は起こるべくして起きる事なのかもしれません。

 

蟹座満月によせて

 

理想と現実の世界・・・それは内面的な意識の世界と、現実的な行動の世界とも表現できます。それは誰もが抱えている、でもそのバランスは人によって様々です。

 

夢見る夢子さんは、現実はどうであれ理想や夢を追い続け妄想の世界が至上です。対して超現実主義の人ならば数字やステイタスが価値の判断基準となります。多くの人は理想と現実を右往左往しながら夢を追う訳ですが、どことなく「どちらかを選べば対するものを捨てなくてはいけない」そう子供の頃から刷り込まれているのかもしれません。

 

おやつは一つだけ選ぶこと

夢みたいなこと言ってるとロクな大人にならないよ

欲張りはみっともないこと・・・ある意味それは洗脳です。

 

今のこの時期・・・そんな洗脳に疑問を持ち新たな自分の世界を構築しようとする‟意識の改革”が少なからず勃発するようです。それは外の世界に向かって戦いを挑むものではなく意識の中で起こるような挑戦でもあります。

 

「私はどうせ」とか「現実は甘くない」とか・・・自分に言い訳するよりも、創意工夫や試行錯誤によって自分の内側にある想いを外側の行動に結びつけようとするのでしょう。その過程の中で、少しずつでも「本当の自分」を見出していくような経験を重ねていくようです。

 

つまり普段通りの意識や行動では「いつもの自分」しか見いだせない。

普段とは真逆の行動や意識の変容によってしか「ニューバージョンの自分」は見いだせないということです。

 

きっとこの満月の頃、自分の未来について否定的な考えは突出し難い筈。それよりも実験を楽しむかのように自らの可能性を試してみるのでしょう。それは自分自身への理解を深めることに繋がるものです。

 

自分を縛っていた洗脳や概念から解き放たれたい蟹座の満月ですから。

 

 

                      以上です。