星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

「相性」と安易に言うことなかれ

    

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1447回目のブログとなりました(^^♪

 

占術家をしていますと、人間関係・・・特に「相性」を聞かれること多いです。私自身「相性問題」に関しては積極的ではありません。それは一番重要なのは「どんな関係性を望んでいるのか?」であって、簡単に相性の良し悪しは計れるものではないと思うから。相手の気質的な傾向などは占術によって分かるものだけれど、それに対してどう思うのかは人それぞれだから。

 

相手と対等でいたい

相手に服従を求める

話し合いによって何事も決めたい

波風のない穏やかな関係性が憧れ

お互い成長できるような関係性が理想

経済的な豊かさがマスト・・・

 

「相性」の奥底にあるものを細分化すると、色んな関係性があぶり出されてくるものです。激しい口論→→仲直りの流れで強固な関係性を育むことが望みなのに、穏やかな凪のような毎日では刺激がなくて退屈すぎる。望む関係性は経験や年齢によって変化するものですが・・・何を求めているのかはその人にしか分からないものです。

 

だから占術で相性を観ることは補足でしかありません。

そうは言っても、実際には誰もが「自分に相応しい人」と出会っているものです。

 

「相応しい人」・・・それは自分を偽っている人の隣には二面性を持つ人が必ず座っているということ。例えば結婚を‟実家から逃げるため”と内心捉えていたならば、「世間体の追求から逃れたい人」などが引き寄せ合うものです。また支配系の人ならば、服従系の人を本能で選んでいるし、パートナーを道具と思うような人ならば、相手を利用しようとする人が表れる。ある意味似た者同士なのかもしれません。

 

そもそも「相性が良い」を言い換えると「一緒にいても自分らしく生きられること」そういう人を探し出すのはある意味ハードルが高過ぎるし難しいと感じるかもしれません。そこで確実で再現性が高い方法が一つあります。それは「自分らしく生きている私」を中心に、そこに寄って来る人を捕まえる(?)ことなのかもしれません。

 

このカラクリは、どんな形のパートナーでも通用すること。

 

仮面を被っている人には、同じように仮面を被っている人が引き寄せ合う、

スッピンで生き生きとしている人には、いつも何かを楽しんでいる人が引き寄せ合う。

 

至極シンプルなカラクリです。

そういう人に出会ったならば、「相性問題」なんてどうでもよくなるもの。

お互いに「本当の自分」で生き続けることが可能ならば、それこそ「最高の相性」なのだから。

 

占いや一般的な評価など、そんな野暮な話が入り込めないような「二人の世界」が自然に築かれるものだと思うのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 それではまた(^^)/