星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

星読み的「中年の危機」は壮大な軌道修正

    

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1448回目のブログとなりました。

 

今日は星読み的「中年の危機問題」について共有いたしましょう。

 

占星術において「中年の危機問題」というテーマが存在します。意味合いは違いますが日本の「厄年」が近いかもしれません。「中年の危機」とは30代後半から40代半ばまでの約10年間に起こり得る人生の軌道修正を意図します。

 

個人の星読み鑑定をする場合生まれた時の星図を読むわけですが、出生星図は「魂の青写真」であり個人の気質と人生の傾向など読み解くことが可能です。

 

其処には壮大な人生のストーリーが示されている・・・それはあくまでも大まかな粗筋でありストーリーを完成させる主軸は「本人の意志と選択」によるものです。運命は決められているようで決められていない・・・ある意味‟ライブコンサート”のようなものかもしれません。ライブ会場の枠と進行は決められているけれど、同じ世界観を再現できることは不可能ですから。

 

粗筋はあっても人生は本人の意志と選択の結果繰り広げられるもの。

そうは言っても、本来のルート(本当の自分)から大きく外れてしまう人生もあり得ます。生まれた時の星図とは真逆の世界観の中で生きている。人間は慣れる生き物なので違和感を密かに感じながらもそこに順応できるもの。気づかないまま人生が終わることもあるでしょう。

 

「中年の危機問題」とは、それを許さない宇宙からの軌道修正です。本人が好むと好まざるに関わらず強制的に本来のルートに戻していく。意識や価値観を根こそぎ変えていくような壮大なリセット期間といえるでしょう。仕掛けるのは空のラスボス的存在の冥王星海王星天王星、そこに土星も加わり繰り広げます。空のラスボスがその存在を露にする時・・・何が起こるのか分からないことが殆どです。人智を超えた影響力をもつラスボスだからこそ・・・「そこに来たか!」本人の一番弱い所を衝いてくるものです。

 

ただ、これは誰もが起こり得ることではないということです。実際何も気づかず過ぎてしまったという方も多いと感じています。それは本来のルートに沿った生き方をしている証であり軌道修正の必要がないということです。自分の生き方に疑問を感じるしそれを行動に移してみた・・・そんな穏やかな軌道修正もあり得ます。

 

そもそも30代後半から40代半ばという年齢域は、そもそも経験をある程度積んだ上で自分の能力がどれだけ社会に通用するのだろう・・・自信や野心を追い風に結構ギラギラした年頃でもあります。それだけに「中年の危機問題」が訪れた時のインパクトはより一層強くなるものです

 

その年齢に達していない方を怖がらせるつもりはありません。多くの人が通り過ぎてしまうような「中年の危機問題」だけれど、中には一生忘れられない時期になったという経験者も存在します。

 

その人達は口を揃えるかのように言います。

「人生が180度変わった」と・・・。

 

星のラスボスの放つ影響力は個人の人生観を変えていく・・・星のパワーは侮れないと思っています。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます! どうぞご参考までに。