星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

獅子座満月によせて

    

 

2月6日3時29分、獅子座にて満月を迎えます。

 

獅子座は創造を意図します。

自己表現や目標に向かって鍛錬を重ねるのも‟創造”です。

そのベクトルは常に「より良きもの」「満たされるもの」へ向かっているものです。

 

この獅子座満月では社会の中で他者と共に創造性を発揮することに喜びを見出すようです。勿論自分ひとりでも創造は可能です。でも同じところを目指す者同士・・・色んなアイデアや想いを糸のように紡ぐ時、相乗効果で素晴らしい創造がなされることでしょう。獅子座はそのような心ときめくよう創造性を常に求めているものです。

 

ただ・・・そう簡単ではないかもしれません。

 

自分ひとりの世界に他者が流れ込んだ時、それが例え気の合った者同士であったとしても微細なズレはつきものです。小さなズレも見逃し続ければ、それは積み重なって大きくなる。「どこまで踏み込んで話し合ったら良いものか」「どうしたら理解してもらえるのだろう」・・・曖昧になった境界線を思い切って引き直すことも必要かもしれません。自分だけではなく相手も守る意味を込めて・・・、それは人間関係の創造でもあるのです。

 

この獅子座満月では「破壊」までは望んでいません。あくまでも継続して創造性を発揮できるよう模索する時期なのでしょう。ただこの葛藤は根深いものがありじっくり取り組む必要があるかもしれません。

 

満月の意図する創造は「願望達成」ばかりではありません。

それに、まつわる創意工夫や軌道修正も全てまとめて作り上げようとする。

 

不満や葛藤を感じつつも、それは必ずしもマイナスではなく創造性を上げる為の活力剤にする・・・そんなバイタリティを、覚悟を獅子座満月は求めているのかもしれません。

 

 

                            以上です。