星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

獅子座火星期の歩き方

    



5月21日空の火星が獅子座に入りました。

 

火星は情熱や獲得するパワー、行動力を意図します。自らの意志の表現や欲望の達成など内側にあるものを外に放出する役目をもっています。健康問題も火星が担うキーワードといえるでしょう。ある意味個人と他者(社会)を繋いでいる訳です。どの天体でも云えることですが、適度な塩梅ならば良い面が表れ過剰になれば(度が過ぎれば)悪い面が表れます。

 

火星も適度ならば行動力や情熱、やる気スイッチの在り処となり

過剰ならば暴力、闘争、トラブルが具現化します。

 

空の火星が獅子座に滞在するのは5/21~7/9まで。約1ヶ月半ですね。

獅子座火星期では、自己の表現や創造性を表すことに情熱を傾けることでしょう。そして人からの評価や賛辞も気になる所。人に注目されたり褒められることから俄然頑張り出す傾向が。もしも部下や子供のやる気を引き出そうとするならば、自尊心をくすぐり創造性を伸ばすように。この時期はスパルタや相手のプライドを傷つけるような言動は慎んだ方が賢明です。

 

獅子座火星の欲望はストレートで熱いもの。そして理想を追い求めます。「自分にはこれくらいが分相応」なんて諦めの境地とは無縁です。火と不動の気質を持つので情熱や欲望は頑固に抱き続けます。そもそも一過性の思い付きで求めてはいないのです。熱しやすく冷めにくい・・・これが獅子座火星期の大きな特徴です。

 

獅子座火星期で大切なことは、深刻に考え過ぎないこと。そしてネガティブの沼に嵌らないことです。子供のように楽しむことがとても重要です。価値観が合う者同士では誠実に真っすぐ関係性を構築できることでしょう。反対にソリの合わない関係性では横暴な態度や支配欲など、何かとトラブルに発展しやすい時期といえるかもしれません。

 

もしも貴方が何らかの願望を抱いているならば、獅子座火星期は能動的に動くべき時期といえるでしょう。遠慮や不安から立ち止まるのは勿体ない。ただ獅子座火星期では暴走しやすいのも確かなこと。手綱はしっかり掴み火星を上手くコントロールすることは必須かもしれません。

 

獅子座火星期は熱しやすく冷めにくい、決して諦めない強さをもっているのですから・・・取り扱いは注意が必要です。

 

 

 

日々の星読み活動のメニューはこちらから