今週のお題「あったかくなったら」
こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1343回目のブログとなりました(^^♪
今日は今週のお題「あったかくなったら」より共有いたしましょう。
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春になると・・・決まって夜歩きしたくなります。
普段‟夜は家に籠りたい派”なのですが、春に限っては違います。
別に街中に出たい訳ではなく、近所をぷらっと歩きたくなるお散歩レベル。そこに桜の木なんてあったら最高です。
きっと・・・春の夜の匂いが好きなのでしょう。
それを強く感じたのは高校を卒業した春のこと、受験を終えての解放感からかテンションも高めでご機嫌な日々を送っていました。当時はきっと満たされていたのでしょうね。
そんな時友人から「夜に桜見に行こう!」というお誘いがありました。
桜の並木道はライトアップされて美しいの一言です。
夜桜を見に行く機会なんて初めてのこと・・・とても感動したことを覚えています。そして同時に‟春の夜風の匂いという記憶“が強烈に刷り込まれてしまったようです。
自由で軽やかで心地良い風の匂い
その時の満ち足りた感覚と状況が融合して強いアンカーになったのです。アンカーというと耳慣れない言葉ですが、心理学的用語です。感情とそれを呼び覚ます出来事を紐づけするということです。
私の場合は、春の夜風の匂いを嗅ぐ時それを引き金として「解放感、全能感、多幸感」を味わえるということ。何十年経った今でも刷り込みは健在です。例えちょっと凹んで元気がない時であっても、春の夜歩きをすると何気にトキメキや活力が湧いてきます。
きっと誰でもアンカーを持っている筈です。
良い感情を引き出すアンカーもあれば負の感情を誘うアンカーもある。そもそも春を感じると・・・辛いという人もいるでしょう。
子供の頃の記憶って一生モノの財産もしくは負荷になる可能性をもっています。
それが味方になることも敵になることもある訳で、侮れないものだと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。それではまた(^^)/