星読み・数読み・ジブン読み

晏藤滉子(アンドウ ヒロコ)です。心理学をベースに、西洋占星術と潜在数秘術で「意識の錬金術」を

人間関係に疲れる秋

     

 

こんにちは、晏藤滉子です。

本日で連続投稿1209回目のブログとなりました。

 

とうとう9月に入りましたね。

今年も残すところ4か月となりました。

 

そうは言っても私達は毎日あーだこーだと生活し、時は過ぎていくものです。あと4か月といっても、毎日の営みは変わらない。好きなことをすると楽しいし、嫌いな人は嫌い。旅行に行きたい美味しいものが食べたいという欲も盛んです。ある意味人間として健全な証拠といえるでしょう(^^)

 

一般的に秋が深まるにつれ「感傷的になる」と言われています。紅葉や落ち葉などの景色の変化、しっとり冷たい空気感・・・ザワザワとした夏場の外に向かう意識が、ぐっと内側に入り込み、「自分自身」にフォーカスを当てていく。夏場の喧騒から秋口の静寂へ・・・感傷的にもなる訳です。

 

星読み的にちょうど人間関係に疲れる季節ともいえるでしょう。

今月23日には空の太陽が天秤座に入ります。他者と自分のバランス感覚が問われる時期。普段境界線が曖昧な人にとっては翻弄されがちかもしれません。あの人にとっての正義と私の正義は違う。一見当たり前なことを見落とすと結構辛いものです。

 

個人的な話ですが・・・人間関係に疲れた時、人と共にいるのが気怠い時、敢えて人の居る所へいくことがあります。怒る悲しいなど感情が沸騰している時ではなく「何か一人になりたいな」くらいの時が良いでしょう。

 

カフェや電車で偶然に場を共有する人達。それ以外は接点はないだろう、そんな人達をボーと見渡し眺めてみます。頭空っぽで眺めてみると、色んな人が存在することに改めて気づくことでしょう。

 

スマホの画面を見て微笑んでいるひと

落ち着きなく小刻みに身体を動かしているひと

イライラした様子でメールのやり取りをし続けているひと

 

そして視界に入るその人達の「ここに至る」ストーリーを勝手に妄想します。あくまでも勝手な脳内妄想です。大雑把でも詳細でも大丈夫。ただ一人当たり2分以内くらいで妄想します。その人の向こうにいる家族や友人を登場させてもかまいません。

 

その妄想の正誤は大切なことではありません。大切なことは、その人のストーリーをハッピーエンドで終わらせること。「だから大丈夫!」というエンディングを置いていくことです。

 

例えば、家族と上手くいかないストーリーならば、両者歩み寄って和解しその後は以前より良好な関係性になる・・・そんな妄想です。「その人」の抱えているトラブルや悩みを、ちゃんと乗り越えられるから大丈夫!というエールを「その人」に送ります(あくまでも心の声ですが)

 

この人が終わったら、次の人へ・・・勝手な妄想大会を繰り広げていきます。

 

数人から数十人続けていくことで、自分自身が次第に癒されていることに気づくことでしょう。心のトゲトゲが次第に緩んで薄くなる、その場が満たされる感覚でほっこりする。不思議な話ですが、自分自身の疲れや悩みも軽くなってくるものです。

 

この方法は知人や友人でも良いのですが、情報が下手に入らない方が良いと思うのです。情報がある分余計な妄想をしてしまうし、感情も盛りやすいものですから。「全く知らない人」がベストだと思うのです。

 

人間関係に疲れるということは、ある意味エネルギーを搾取されている証です。そのままでは、関係性のアンバランスは広がるばかり。エネルギーは駄々洩れし続けるようなものです。自分のエネルギーを補填する意味でも他者にエールを贈ることは誰も傷つかない、有効な術だと思うのです。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。ご参考までに(^^)/