こんにちは、晏藤滉子です。
本日で連続投稿1201回目のブログとなりました。
このブログでも度々登場するフレーズ・・・
本当の自分で生きよう
これって至極まっとうでシンプルなだけに、難しいと感じることも多いかもしれません。そこには「本当の自分ってなに?」「本音なのか建て前なのか分からない」。物心ついた幼少期から、建て前の仮面を被ったり本音をチラ見せしたり・・・ある意味上手く生きてきた実績があるのです。だからいきなり「本当の自分を!」といっても混乱するのは当然でしょう。
「本当の自分」のセンサーが鈍くなっている人もいることでしょう。でもそれは何歳になっても磨き上げるのは可能なこと。子供でもシニアでもリハビリのようなトレーニングが必須ではありますが・・・。
リハビリに使えるツールは「違和感」「嫌悪感」。ちょっと受け入れるには引っかかるような感覚です。違和感とは、本当の自分とズレているサインを見せてくれています。「そっちに行くと迷っちゃうよ」という警告サインです。
人間は幸福感よりも違和感や嫌悪感の方がインパクト強めに感じます。自分の内面の内で目印がついているようなものですから見つけやすい。いきなり「本当の自分」という最終目標に飛び込むよりも、「違和感」を注視し立ち止まったり、他の選択肢を選んでみる。その方が近道だと思うのです。
あの人と会うと何故か疲れる
「その場」にいると無性に帰りたくなる
新しい学びを始めたけれど、どうにも気乗りしない
そんな小さな違和感を細かく細かく拾っていくだけ。そして排除できるものは排除し、距離を置けるものは置き、違う選択に繋げていくのがリハビリです。
地道なリハビリこそ、本当の自分のセンサーを磨く唯一の方法です。
大きな人生の分岐点で、いきなりセンサーを使いこなすのは無理なもの。軽自動車に乗っている人がいきなりスポーツカーには乗れません。それと同じことなのです。
「違和感」を摘む生活は、人間関係や生活自体に影響を及ぼします。多分自分が思うよりずっと早く現実化するものです。目の前の景色が変化していく・・・良くも悪くも怯まないように。淡々と違和感を摘み続けることを習慣にしていきます。
その積み重ねこそ、自分に還るためのリハビリだと思うのです。
今日も読んで下さってありがとうございます。 ご参考までに(^^)/